●金毘羅神祓(こんぴらじんのはらい)

(※画像は文化遺産オンラインより、香川県「金刀比羅宮旭社」

 

少し前に金毘羅権現の真言を書きましたが――

金毘羅権現も庚申と同様、元々神道の神でも仏教の

仏でもないため、神仏分離に伴い存在が神社と寺とに

分かれています。

ですので、真言と同時に祝詞も存在します。ニコニコ

 

庚申祓よりは断然短いので、急な日でも安心です(何が?)。ニヤニヤ

 

 

掛巻も畏き 象頭山に (かけまくもかしこき ざふづさんに)

鎮座す 金毘羅大神の (しづまります こんぴらおほがみの) 

廣前に申さく 倩慮れば (ひろまへにまをさく つらつらおもんみれば)

合祭る 五柱神 (あはせまつる いつはしらのかみ)

殊に 金山彦命は (ことに かなやまひこのみことは)

地より生産 金の霊の神に座て (つちよりなれます かねのみたまのかみにまして)

天下の 地平を鎮護り (あめがしたの ちへいをまもり)

金の融通を思慮り 國民を助け (こがねのゆづうをはかり くにつひとをたすけ)

恵美 栄しめ給 神なれば (めぐみ さかへしめたまふ かみなれば)

最神験も 灼然くして (いとみしるしも いちしろくして)

御名高く 顕れ給ふ (みなたかく あられたまふ)

是以 大前に 宇豆の御饌 (ここをもって おほまえに うづのみけ)

宇豆の神酒 種々の物を (うづのみき くさぐさのものを)

横山の如に 積足らし (よこやまのごとくに つみたらし)

神祓に祓給ひ 祈願申せば (かむはらひにはらひたまひ こひねぎまうせば)

金を以て 世の重器を得るが如く (こがねをもちて よのたからをうるがごとく)

速納受て 禍こと (はやきこしめして あやしきこと)

咎 障りも 不在物をと (とが さはりも あらじものをと)

祓給 清給て (はらひたまひ きよめたまひて)

内外の所業 朝日の豊栄登りに (うちとのなすわざ あさひのとよさかのぼりに)

幸福給へと 畏み畏み (さいはひたまへと かしこみかしこみ)

宇自もの 宇那禰津岐て 申す (うじもの うなねつきて まをす)

 

 

唱えて頂いている動画は無いので、

金毘羅さんの本営、香川県琴平町の金刀比羅宮

石段を登る動画を。ニコニコ

 

こちら、本宮までなら785段、奥社までだと1368段

あるとのことで・・・・ゲロー

その奥社まで登っていらっしゃる動画です。滝汗