●摩利支天(まりしてん)
(※画像はwikipediaから)
密教に於ける天部の一神。
インドでは陽炎や威光を意味する「マリーチ」で、それを神格化
したもの。その音の響きから摩利支天とされた。
陽炎の神格化であるため、太陽の天部である日天の眷属とされる。
強烈な光を背にして隠れながら阿修羅と戦ったという神話から、
誰にも見えない、誰にも害されない隠形の神・不敗の軍神として
崇拝され、楠木正成や戦国武将は数センチの摩利支天像を
兜の中や懐に入れて戦っていたという。
現在は男神として描かれることが専らだが、『陀羅尼集経』・
『摩利支天菩薩陀羅尼経』などによれば、本来は天女の姿で
一面二臂(顔が一つ、腕が二本)であったようが、徐々に
三面六臂、三面八臂、憤怒の相、矢などの武器を持って
猪の上に乗るなど、様々な姿で描かれるようになっていった。
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戦国時代好きな自分は、戦国武将に崇拝されたという事で、
御利益云々関係なく昔はよく真言を唱えてました。
その結果、仕事の話をしに同僚の机のところに行っても、
来たことに気付かれずに驚かれることが多くなるという、
いいんだか悪いんだかわからない結果になりました・・・・・。www
ただまぁ、御利益は確かにある、という証明にはなろうかと。
その御利益ですが、
「護身」・「除災」・「隠形」・「財福」・「旅の安全」・「武徳守護」など
私には隠形の御利益が強く出てたってわけです・・・。www
真言は、
「オン・マリシエイ・ソワカ」
若しくは
「オン・アニチヤ・マリシエイ・ソワカ」
印は、薬指・小指は手の内側に巻いて、
人差し指の先端を合わせ、それに中指を図のように絡めます。
唱えて頂けている動画は、いいのがなかったので、
摩利支天をお祀りしている神社では恐らく一番有名な、
上野徳大寺さんの激しく木魚を叩きながら唱えられている動画を。