キアゲハの羽化 | la couture agréable(ラ クルチュール アグレアブル) 楽しい縫い物 滋賀 近江八幡 ソーイング教室

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ミシン、刺繍、洋服にバッグ…。その昔、学校やどこかで習った縫い物のような難しさ、堅苦しさにとらわれないソーイング教室。簡単・気楽な気持ちで縫いたいものを縫おうとする気持ちをサポートする教室です。

確認もせずに書きはじめてしまいましたが、幼虫、すなわち青虫で富山の実家から送られてきて、我が家にて飼育していたキアゲハがついに羽化しました。
蝶になったのです!



長男が虫かごに張り付いて見ています(笑)
ずっと玄関の下駄箱の上で飼ってきたのですが、子どもたちがクーラーのついたお部屋から玄関を行ったり来たり…。
それがうっとうしくて(失礼!)、お部屋に虫かごを持ってきました。
今日、羽化したのは蛹化(サナギになること。ヨウカと読みます、って皆さん、ご存じでしょうか??!)1号だった子。
1号に関しては、しっかり蛹化できるよう配慮してあげてまして、棒を立てて置いておいてあげました。なので、棒にくっついてノーマルな場所での蛹化に成功。
その後の3匹。かわいそうに、みんなの意識は散漫になっていて、気づけば蛹化してしまってまして。。。
2匹は虫かごの蓋の裏。1匹はエサにしていたニンジンの葉の食べ尽くされたニンジンの茎にしがみついて蛹化。。。

蓋の裏はそっとそのままに、ニンジンの茎はマスキングテープで虫かごの壁に貼り付けました。
幼虫は蛹化するときに糸を出して棒などにしがみつきますが、その糸が切れて羽化のときに羽がうまく広げられる状態にないと、蝶は飛べない蝶になってしまうらしいのです。
なので、蛹化してからはとにかくそっとそっと。

今回は注意力散漫に育ててしまい、蛹化から羽化までの日数がわかりません。昨年、初めてアゲハを育てたときは、家族全員が初体験だったので、毎朝毎朝、今か今かと盛り上がったなぁ~。
昨年の経験から、蛹の色が黒ずんできて、アゲハ特有の黒い柄が透ける蛹になってきたら、今日かな?のサイン。
今朝見た蛹がまさにそんな状態で、子どもたちに話していたら、夕方羽化が始まったのです。


蛹から出たばかりの蝶は羽も体もしわくちゃ。それが見る見るうちにピンとしてきて、羽を少しずつ少しずつ動かし始めます。

次男も興味深く見守っています。



1時間ほどでずいぶんピンと立派な蝶になりましたよ。
色もどんどん鮮やかに、柄もしっかり出てきます。

虫かごの中でパタパタ飛び始めたらお外に放そうねと、子どもたちに約束しますが、長男は理解できても次男には難しいようで。
かわいい大事な僕のアゲハちゃん、放せないんですって…。
その後、長男がちょっと強引な例え話をしながら一生懸命諭していました。
『りくちゃんが、幼稚園のお部屋から出られなくて、お外遊びもできなくて、プールもできなくて、おうちにも帰られなくて(以下省略)、でもいいの?』

放す約束はしましたが、結局、今日はまだ飛ぶのも下手で停まってばかり。
放すのは明日になりそうです。


昨年の今頃に育てたアゲハが初めて羽化しはじめたとき、ちょうど長男は幼稚園が終わりそのまま幼稚園でピアノのレッスンを受けるのに待ってる時間でした。
慌てて、園とピアノの先生に事情を話し、長男を家に帰らせてレッスンまでの時間は家で観察することに。
けど、羽化には結構時間がかかって。
結局、レッスンはお休みして、再度次男を2歳児クラスへお迎えに行くことに。
長男、初めてのお留守番は羽化途中のアゲハと一緒でした。
その後、次男と帰宅してから、蝶を外に放しました。まだまだ飛ぶのが下手で、よろよろした飛びを続けたあと、そのうち遠くまで飛んでいなくなりました。
『ありがとうって言って飛んでいったねー』
科学に傾倒し、メルヘンっけの少ない幼児が珍しくメルヘンな言葉。
きっと、本当にそう聞こえたのでしょう。そのくらい、お留守番中に一生懸命に見てたのね。

今年の長男は昨年のこともしっかり覚えていました。
今年は名前もつけていました。
『ちょう太郎』(苦笑)

ちょう太郎、明日、我が家を巣立ちの予定です。




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