♪あれは3年前 とめる あなたぁ えーきにのこしぃ〜
 動き始めた汽車にぃ〜 ひとり飛び乗ったぁ〜♪

ちょいと切ない歌だけど、久しぶりの昭和レトロ歌謡が出てきました。
「汽車」って今や死語ですよねニヤニヤ




はい、みなさまこんにちわ。
ねこミシンです。


えっとね、今から3年前のこと。←そこかいっ!

「昭和レトロなハタキを作ってみよう」みたいなワークショップの講師を頼まれましてね、
いろいろ準備していたんです。
でも結局、コロナが広がって開催休止となりまして、
コロナが明けたら今度は主催者さんの事情でイベント自体が消滅してしまい、
準備した物だけ眠っていたんですね。


見本も何本か作っていたので、

これをお友達にあげる約束をしました。



このハタキ作りのワークショップは親子でも参加できるようにしてほしいということで、

小学校三年生くらいから作れるようにあれこれ考えていました。


部屋の片付けをしていたら当時準備していた材料も発掘したので、

せっかくなのでこちらに作り方をアップさせていただきますウインク

ただし、先の事情で一度も小学生には作ってもらったことはありませんが、

保護者さんと一緒ならたぶんできると思います。たぶんw



まず材料。

「昭和レトロテーマ」ということで、ここでは着物のハギレを使っています。

古い着物をほどいて、反物幅いっぱいがある部分を

耳が両端になるように3〜4センチ幅にカットしたものを使いました。

その他の材料、用具は以下の通りです↓

ここで使っている棒はダイソーの釣竿です。

節がストッパーの役目になりますので、

必ず節から2センチくらい残して切ります。

全体の長さは、

長いバージョンで65センチ。短いのは40センチくらいにしました。

好きな長さで大丈夫。



では作ります。

最初は新聞紙の準備です。

新聞紙一枚の〈わ〉になっている方を向かって左側に置き、

作りたい出来上がりの長さを決めて印を付けます。

ここでは線を書いていますが、折るだけでも大丈夫です。

出来上がり長さの印が付いたら、

そこから2.5センチくらい右側にに線を一本書きます。

この線を基準に両面テープを貼るので、ここは線の方がわかりやすいかな。



新聞紙の準備が出来たら、

この上に布をざっくり並べてみます。

手前から巻いていくので、

出来上がりに出したい布を向こう側に置くようにします。


この並びを考えるのも楽しいですね。


布の並び順が決まったら、
向こう側を2、3センチ空けたところに一本目を置き、
布の左端を新聞紙の左端に合わせ、
布と布を1/3くらい重ねて置きます。
右側の布は反物幅幅の違いでガタガタしますが大丈夫です。

次は画像のように、右側の線に合わせて両面テープを貼ります。

上は新聞紙まで貼っておくと安定します。

手前は布の端で切っておきます。



これから剥離紙をはがして棒に巻いていくのですが、

棒を置く位置の画像を撮り忘れました滝汗

棒は手前側の布端のこの位置に置き↓

手前から歪まないように、向こう側にくるくる巻いていきます。

布にテープが付いていない部分も巻き込みながら、

しっかり巻いていきます。


巻き終わったところ↓

向こう側、新聞紙に貼った部分もはがして巻きます。


次に、布の上から指で節をよーくさぐり、

節のキワの左側を糸で巻いて結びます。赤線の位置ですね。


上の作業が終わったら、

布を一枚ずつ丁寧にめくって新聞の上で言うと右側にまとめます。


まとめた布をぎゅっとにぎって節の下のキワを糸でしばります。

やりにくい場合は↑ヒモ等で結んでおくと良いと思います。



出来上がったらバサバサとハタキを振ってほつれた糸をカットしておきます。



はい、出来上がり!


この度は昭和レトロというテーマで着物地を使いましたが、

もちろん洋服生地のハギレでも大丈夫です。

ただ、着物地では細長くしたものの両端に耳が使えますので、

長くほつれた糸も外れにくいという利点があります。


絹地の場合、耳に切り目を入れて裂くときたない感じがして切りましたが、

木綿の浴衣地だと、裂いてもきれいでした↓


昔の実用的な掃除道具ですが、

お部屋にちょっと吊るしておくのも可愛いですね。


確か、100均の釣竿一本で長いものと短いもの2本取れたと思います。

ちなみに、浴衣地の白っぽい笹は、

我が家の近くの土手に生えていたものを盗みました(ナイショにしといて〜アセアセ




とまあ、今回は子供用に考えてみました。



おうちに余っている布でも出来ますので、

よかったら子供さんと作ってみてもらえたら嬉しいですウインク

私の代わりにワークショップを主催してもらえたらもっと嬉しいですおねがい




以上、


本日も最後までお付き合い頂き

ありがとうございましたm(_ _)m