みなさまこんにちは。
ねこミシンです。
前回の続きのチューブ入り持ち手の作り方です。
前回はデニムで作ってみましたが、
今回は身近な平織木綿とフェイクレザーで試作してみました。
あ、前回書き忘れていたので先に言っておきます。
使っている透明チューブはホームセンターで売っている物です。
メートル当たり100円以内というコスパ良いものです
まず平織木綿プリント。
裁断寸法ですが、デニムより薄いので幅は6.6㎝にしました。
中途半端な数字ですが、四つ折りにして1㎜細くする計算でやってみました。
長さは前回と同じく出来上がり＋縫い代5㎝。
で、前回のデニムと同じく縦地で裁断したのがA↓
カーブがなんだかシワシワです。
ならば横地を使ってみたのがB↓
Aよりはマシですが、やはりまだシワシワですね。
ならばバイアス裁断にすべきか？
いやいやそれはアイロンしにくいだろうと、
↑上のC図のように少しだけ角度をつけてみましたが、
うーん、あともうちょいかなぁ？…みたいな。
もう少し角度をつけてみようと、
上図の５㎝アップ部分を9㎝に上げて傾斜をきつくしてみたら
↓
おおお〜、なんとなくイケるんじゃね？みたいな。
結局はハーフバイアスくらいの角度になりました。
ただね、これだけ傾斜を付けるということは、
出来上がりを使用しているうちに全体が伸びてしまいますよね。
なので、
このように中央に細いストレート芯を貼りました↓
これでかなり伸び止めになるはず（ここは必ず織芯のストレート）
これを中央で突き合わせに折り、スティック糊で止めておきます。
これ、チューブを通すときに重要になるので必ず糊付けしたほうが良さそうです。
糊が乾いたら半分に折って端縫いをして、つぶしておきます↓
ここから出来上がり長さより0.5〜1㎝短く切ったチューブを通します。
チューブの外径は8㎜のものを使いました。
基本的な縫い方はデニムと同じです。
本体に取り付ける時は出来上がりを合わせます↓
↑これは仮止めです。
この後裏地を重ねて縫う時はチューブの厚みが邪魔になりますので、
細い押さえか片押さえ等に変えて、
左手で持ち手を少して縫うと縫いやすかったです。
てことで、出来上がりはこんなの↓
お！やはり縦地だとカーブでシワシワ。
横地だとなんとなくイケそうです。
ただし、横地は伸びるので伸びどめ芯は必ず必要です。
そして、スティック糊が効かないので細い両面テープを使いました。
↓
両面テープは工作用で良いです。
ただし、チューブに干渉しないように裁ち端から1㎜くらい控えて貼ります。
↑剥離紙を剥がして手で折り、剥がれないうちにクリップで止めておきます。
あとは基本的な縫い方と同様です。
ということで、
デニムより厚みがあるのでいろいろな幅で試してみました↓
こんな感じで幅とチューブの太さを変えています↓
デニムと同じ生地を7㎝幅で8㎜のチューブはキツかったです。
かと言って幅を7.5㎝にすると出来上がりが太い感じ。
ならば生地７㎝でチューブを細く外径6㎜にするとちゃん通りました。
ただし、持った感じは少しぷかぷかするけど、ほぼ大丈夫。
逆に、幅を6.6㎝にして外径6㎜のチューブはちょっと通りにくいです。
てことで、今回のフェイクレザーは、
7㎝幅を四つ折りにして縫い、チューブは外径6㎜の物を使用することにしました。
うちの近くのホムセンには8㎜の次は6㎜しか扱っていなかったのですが、
他では7㎜も売っていたので、その方が良かったかもしれません。
外径8㎜と6㎜って、けっこう太さが違います↓
というわけで、3種類の生地でチューブ持ち手を試し縫いしてみましたが、
生地幅とチューブのマッチングはそれぞれです。
どんな素材の時にどれだけの幅にするかってのは一概には言えないなと思います。
もうね、これはやってみなけりゃわからんです
1番良いのは、
こんなふうに15㎝くらいで試してみるのが手っ取り早いと思います。
↓
でも、これならイケるんじゃね？ってのを見つけたら、
シワのないきれいなチューブ持ち手が作れると思います
いろいろごちゃごちゃ書きましたので自分でも混乱気味ですが、
次回は「チューブ入り持ち手のまとめ」を記録させていただきます。
てことでね、ちょっとお遊び
100均（キャンドゥ）の60×40㎝フェイクレザーを2枚使って
コスパ良いバッグを作ってみました〜
↓
これ、大きさ的に使いやすそうな出来上がりだったので、
次回の次回にレシピ記録したいと思います
以上、
本日も長々と最後までお付き合い頂き
ありがとうございましたm(_ _)m