あかんね。
糸調子も合ってないし刺繍も下手くそすぎる
最初は直線モードで刺繍体験してもらうつもりでの見本だけど、
もうちょいマシなものを作れよ!って感じですね。
ちなみに、ワッペン周りの枠は押さえを付けたジグザグ縫いです。
こんなふうに回りをジグザグで囲んでから刺繍して、
ギリギリ外側をハサミでカットすればワッペンみたいに使えるかなあとやってみたけど、
ハサミで切ったらなんじゃこりゃ!
ガタガタで貧相この上ないんですけど↓
かといってこれ以上ギリギリをハサミで攻めると糸まで切ってしまいそうだしなあ。
うーん。
中の刺繍の不出来はさておいて、
もうちょい枠がワッペンらしくならないものか?
プロ仕様のワッペンは専用フェルトに
熱で溶けにくいレーヨン糸使ってヒートカットしてますよね。
だけど、素人がお手軽に
100均のフェルト、家庭用ミシン、普通の糸と普通のハサミを使っても、
ちょいとマシなワッペン感出せないかなぁ?
と、いろいろやってみました。
そして何度か失敗しながらも、
自分なりの方法にたどりついたので、ここに記録させてもらいます。
今回は丸枠で記録します。
ただし、私は電子基盤等付いていないメカ式のミシンを使っているので、
やってみようと思われた方は、すみませんが自己責任でお願いします
使った布は100均のフェルト。ダイソーだったかな?
それに固い芯地を貼りました。
芯はセリアのこれ↓かなり厚地の芯です。
糸は 上糸シャッペスパン60番。下糸はシャッペの90番。
糸調子は 上糸ゆるめ、下糸きつめ。
(刺繍のついでだったのでこの糸と糸調子でやったのですが、
下糸は60番でも可能だと思います)
きれいな円形の縫い方は以前の記事で書いたことがありますが、
ちょっとした道具を作ればめっちゃ簡単です。
準備するのは昔ながらの押しピン1個とマスキングテープ。
↑これを作りたい円の半径分、針穴と平行な位置に貼ります。
画鋲に布をぶすっと刺してジグザグ縫い↓
2ミリくらいのジグザグ振り幅で縫ってます。
撮影のため手放しだったからか、布が小さかったからか知らんけど、
最後はちょっとずれましたw↓
でも、これくらいのズレはノープロブレム
このジグザグはあくまでも下描きみたいなもんです。
円が縫えたらここで中の刺繍をします。
フリーの刺繍、手刺繍、ミシンの文字刺繍機能、自由です。
普通のジグザグでイニシャルの縫い方もYouTubeで紹介されてますよね。
今回は刺繍は割愛させてもらいますが、
何にせよ枠を作る布はもう少し大きい方が刺繍作業しやすいですね
刺繍が出来たら、丸枠ジグザグの外側をカットします↓
でも大丈夫。
これから丸枠をもう一度縫いますので。
次からは押しピンは使いません。
手動で下描きのジグザグに重ねてジグザグ縫いします。
ジグザグ振り幅は下描きよりも少し広め。
布送り(縫い目の長さ)はボタンホールのときくらいに詰めて。
そして大事なところ!
このジグザグで狙うのは、
針の右落ちは布のギリ外側を基準にして、
左針落ちは下描きの内側端くらい。
そのために下描きよりも広めのジグザグ振り幅に調整します。
ちなみ私は下描き2ミリ幅で、重ねるジグザグ幅は3ミリくらいにしました。
で、一周縫ったらこんな感じ↓
右の針落ち位置が布の外側なので、
切り口を糸で包むように出来上がります。
でもまだフェルトの色が少し見えてます。
あ、ここでもっと大切な事。
押しピンを使わず手で布を持ってジグザグを縫いますので、
ミシンを止めて押さえを上げて布の方向を変えるときは、
必ず左針落ち位置で布に針が刺さった状態で押さえを上げます。
もうちょい盛り盛りにしたくて
もう一周縫いました↓
2周目のジグザグは縫い始めの糸が出ているところに2、3針重ね、
最後に直線モードにして4、5針縫ってほつれ止めします。
多少ごろっとするので縫い始めは目立たないところから縫ったほうが良いですね。
とまあ、
こんな感じで縫えばワッペンの枠っぽいのではなかろうか?
って感じです。
え?「私のミシンはジグザグ振り幅が大中小の3種類しかない」ってか?
では、ゴミ箱から拾ったハギレでごめんなさいですが、
試しに大中小のジグザグを使ってやってみました↓
奥さん、出来そうですよ〜
これは下描き小、切り離して中、最後に大の振り幅を使いました。
どの振り幅を組み合わせるかは自由ですね。
ただ、重ね縫いは右針落ち位置を布の外側に落とすのがポイントかなと。
側面もきれいです。
裏側はこんな感じ↑ 白っぽく見えてるのがが下糸です。
水平釜で上糸しか調節出来ないときはここまで上下糸の差は出ないかもしれないけど、
上糸をゆるめることで側面はなんとなく包めるかなと予想してます。
(ごめんなさい、水平釜ミシンを持っていないのでわかりません)
ということで、最初の貧相な枠も手直ししました↓
ハート型には縫い方向を変換する位置に印を付けてます。
右上のMのやつは歪んだ丸ではなく、端がめくれあがってますw
てゆうか、ここまで枠を盛り盛りにすると、
今度は刺繍が貧相に見える〜
ま、とりあえず
枠が貧相なワッペンと枠盛りワッペンの違い、わかりますかね?
うん、下手くそな刺繍以外は満足です
布に貼り付けるときは枠の内側をミシンにしよかな。
端っこがペラペラするかなあ?
でもまあ端っこの布がギザギザとハサミで切った跡が残ったままより
数段ワッペンらしくなったのではないでしょうか?
ということにしておきます
てことで、以上。
本日も最後までお付き合い頂き
ありがとうございましたm(_ _)m