みなさまこんにちは。

ねこミシンです。



皆さんの地方では、

ニットものに「毛玉ができている」ことをなんと表現されますか?

私はつい「ももけてる」って言ってしまいます。




そう、朝晩ちょっと肌寒いなと思って薄手のカーディガンをだしたら、

ねこミシンのカーディガンは全部ももけてました滝汗



で、近くのお店に慌てて買いに行ったのね。


でもこの時期そんなのあるわきゃない。

店の中はすでにがっつり冬服。


はい、わかっていたのに売れ残りを期待した私がバカだったガックリ


こりゃパターンから引くしかないかな、めんどくさいな。と思っていたら、


「お!これ使えるんじゃね?」ってものを見つけて買ってきました。



それはこれ↓ 身幅広めのロンTでーす。これも売れ残り?

ロンTってよく聞くけどその定義をググってみたら、

「袖の長いTシャツ、もしくは着丈の長いTシャツ」だってよ。

こりゃ袖も着丈も長いからWロンTか?


んなわきゃないバイバイ


余談は置いといて、


これをサッと羽織れる薄手のカーディガンにリメイクすりゃええじゃん!

って安直な思いつきで買ってきました。



1番簡単な方法は、前中心をスパッとぶった切ってテープ類で始末。

でも、あると思っていた黒のグログランテープの在庫がないゲッソリ



何か使えるものはないかとゴソゴソ探してやっと見つけたのが

この黒いレース↓


5センチ幅くらいのラッセルレースです。

ちょっと安っぽいけどまあ良い。
首から下げても裾まであるし↓

よし、これを使おう。

長さもあるし首ぐりのリブも外そうかな。



さて、レースを使うことだけ決まったので見切り発車。



とりあえず

この裾のでっかい装飾タグはテイストが合わないので外します。

お安いTシャツなのに異様に細かい縫い目のタグだなぁ。

本体の糸を切らないように慎重にひっぺがします。



まず首ぐりリブを外す前に後ろ中心の印をつけ、

前身ごろは上から下まで中心を通して印しておきます。

ここまでやってからリブを解くのは、

ニット生地なので左右の寸法が狂ったら困るなと思ったから。

案外ビビリ。



リブが外せたら前中心を切って中表に左右重ねます。

肩先から前中心にかけて適当に切り落とします。


この後、左右の前中心を中表に重ねたまま伸び止めテープを貼りました。

テープは肩線近くで一旦カットします。



広げて続きの後ろ首ぐりの中心まで貼り、

テープを戻して半身分のテープ長さに印つけ、

つけた印と反対側の肩線を合わせて貼れば

後ろ首ぐりも左右対称になるなと苦肉の策です↓


伸び止めが貼れたら

レースの平らな辺を本体裏からぐるっと縫い付けます。

テープ付け縫い代はレース幅の1/4に厚みを考慮して1.2センチで縫いました。



裾の始末は布とレースの重なり厚み分を考慮してちょっと離してステッチ止め。

こういう安価なラッセルレースにもちゃんと裏表があります。

凸凹している方が表です。



と、この後レースを表に返してちょっと迷う。。。



左のようにレースを四つ折りにしてパイピングにするか…

これはよじれる危険性があります。

簡単なのは左のようにレースのスカラップを生かして折り返しのステッチ止めにする。


さてどっち?


いやいや、右の中途半端なフェミニンさはガラッパチのあたいにゃ似合わないな。



結局、パイピング始末にしました。

よじれそうになったらちょいちょい直しながらはごまかし上手の得意技ニヒヒ


でも、スカラップがあったので幅を統一するのがむずかしかった。

なんとなーく後ろ中心の幅が広い?


うん、見なかったことにしよう滝汗




てことで、

いつものテキトー感満載の出来上がり↓



外したのはこれだけです。



伸び止めテープは工場残みたいなのを販売している手芸屋さんで手に入れていた

ハーフバイアスの織り芯です。

伸びが少ないので直線とゆるいカーブが混在している時に便利でした。




最後にビフォーアフター。


というわけで、

若者っぽいシンプルロンTが、

おばさんが重宝するカーディガンに早変わりでーす爆笑



ロンT買う時グレーの色違いもあって迷ったんだけど、

どっちも買っておけばよかったな。






以上。


本日も最後までお付き合い頂き

ありがとうございました。