こんにちわ。ねこミシンのnuihime0403 です。


今回は、仕事備忘録とおまけの小物作りです。



えーっとね、今回のミッションはまたまた和裁。

なんか最近多いな~。私、そっちは素人なんだけどな~( ´;゚;∀;゚;)




乏しい和裁知識でどうにか頑張りました。

振袖のサイズお直し↓


いつものごとくブレてますが、古典柄の振袖です。


友人が娘さん用に、
年に1度開催されるかなみつさんの振袖・留袖市で購入しました。

選んだのはお嬢さん。地色の深い赤が気に入られたみたいです。


お直し箇所は、お袖の長さと裄。どちらも短くします。






振袖って、着物と長じゅばんの丸みの大きさが違うの?

縫ったこと無いのでわかりませんが、

元の丸みのまま型紙を作り、全体を1寸短くしました。

それと、


↑裄は5分(約2㎝)短くということだったので、

簡単に身頃だけで詰めさせていただきました。

↑写真は新しい袖付け止まり印での《止め》という作業中。

このあと身頃と袖を縫い合わせてお直し完了です。




はい、ここで備忘録おしまい! わはは、備忘録は超テキトー(笑)




ここからは余談!

おまけのプレゼントを作りましたよ~プレゼント


着物に詳しい方はご存知だと思いますが、

着物の袖の振りから長じゅばんが飛び出さないためのアイテム。

《つばさ》←これを手作りします。

市販ではこんな感じで売られていました↓ 画像お借りしました


↑これは中にビー玉が入っているみたいです。

要は、つばさという軽そうな名前でありながら

袖の中に入れる重りなんですね。




私が以前に手作りしたものは材料も形状も違いますが、

効果としては同等なので、作り方を紹介させていただきます。


まず、材料はこちら↓


五円玉8枚、キルト綿6×10を2枚、布8×12を2枚。
安全ピン2本、あとは適当なテープとかリボンを少々。


↓まず、キルト綿に五円玉を縫い止めます。
そして、布には安全ピンをテープやリボンで付けます。


あとは手縫いでもミシンでもいいので、



↓こんな形に作るだけ!





使い方は、これを長じゅばんのここんとこに止めればいいのです↓


↑すでにお袖の中にかくれてますよ。

丸みが平らになったあたりに止め付けてます。

これで着物と長じゅばんの袖がずれにくくなります。






もうアラサーになってしまった姪っこの話です。


岡山の高校を卒業してから、親の転勤で長崎に住んでいましてね。

成人式は高校の友人達と祝いたいということで、

長崎市民でありながら岡山市の成人式に潜り込んだのです。



ええ、親の代わりに私が美容室から会場まで送り迎え担当。

で、ぬかりなく《つばさ》もちゃんと仕込んでやりました!



この年の成人式の日はすごく風がキツくてねえ、

駐車場から会場まで歩いていく振袖女子は、

着物の袖から長じゅばんの袖が飛び出してパタパタと風にあおられ、

そりゃあもうトンボさんですかいな?の勢いで大変でした。



その気の毒な光景をまの当たりにしたねこミシンは、

申し訳ないけど密かにほくそ笑みましたね (  ̄▽ ̄)


《つばさ》の威力が実験できる~!



帰ってきた姪っこに、お袖は乱れなかったかと聞くと、


うん、みんなパタパタして大変そうだったけど、
アタシだけなんともなかったよ!


もうね、ニマニマが止まりませんでしたね Ψ( ̄∇ ̄)Ψ




成人式の振袖といえば、

初めて本格的な和装体験の娘さんも多いと思います。

車の乗降とかトイレとか、どんな動きをするかわからないので

落下防止を考慮して止め付け型にしました。


うちは自前の振袖だったので、安全ピンで簡単に止めましたが、

レンタルの場合は針穴が残るとか、気になることもあるかもですね。

ま、針穴も後で消せるとは思いますが、

当日の天候次第では、

その場で縫い付けられても大丈夫ではないでしょうか?

ただし、返却時には取り外しも必要ですけど。



近々成人式をお迎えの娘さんがいらっしゃいましたら、

簡単に作れますのでご一考くださいませ。




以上、

今日もお付き合いありがとうございましたm(_ _)m