こんにちは。ねこミシンのnuihime0403です。


みなさん、
家庭用ミシンの模様縫いって、よく使われます?
わたし、ほとんど使わないんですよね~。
せっかく付いている機能なのにねえ。もったいないわ。


先日、ぼーっとYouTubeをあれこれ眺めていましたらね、
ベルニナのでっかい最新式?のミシンで
模様ステッチをまぁるく、しかも大きさを変えながら縫うという
高級そうなアタッチメントを見つけたんですよ。

へえ~、ほ~ぉ、へぇ~!びっくり

…みたいな(笑)
調べてみたら、ベルニナだけじゃなくて他のメーカーでも、
まあるく縫うアタッチメントがいろいろ出てました。
私は家庭用ミシンに疎くて全然知りませんでした。


うん、別に興味ないな。
って感じだったんですけどね、
そのベルニナ最新式のとなりにショボそうな動画が目


「なんだこれ?」って開いてみたら、
そういう高級アタッチメントを使わずに
しかも普通の家庭用ミシンで、まあるく縫ってたんですよ!
外国の人で、しかも男性がお父さん


アハァ、なるほどひらめき電球 これ面白ーい!爆笑
こんなビンボー臭いの、大好きーラブラブ

ってことで、ちょっと真似してみました。



なんのこっちゃよくわからん話ですよねチューあせる

とりあえず、出来上がりはこんなのです↓


サークルサークルぐるぐる~うずまき

これねえ、
チャコペンとかで丸く印を付けて狙いながら縫ってるわけじゃないんですよ。
印は円の中心にひとつだけ!

模様縫いの少ない私のミシンでもこんなふうに出来ましたよ照れ


使う道具はこれだけです↓


厚みの薄い板切れと、押しピン1個!

板切れは5ミリくらい厚さ。
角をノコギリで落として、紙ヤスリで磨きました。
押しピンは、針の部分ができるだけ細いものを探しました。
中心にマジックで線を描いてます。


で、板切れはこんなふうにミシンに取り付けます↓


板に描いた線の先を針落ち位置に合わせ、
線が縫い方向に対して直角になるように
テープで2ヶ所貼り付けます。
水玉のマステは直角ための案内で貼っているだけです。



で、押しピンは布の中心に使います。
こんなふうに↓


↑わかります? ほとんど手を使わず一周縫いました。
押しピンの位置は縫いたい円の中心。
そして板に描いた線の上に刺す。
押しピンから針の距離は円の半径。


要は、ミシンをコンパスにしちゃえ!
ってことですねウインク

コンパスの針の代わりが押しピンで、
円を描く鉛筆が、ミシンの針と糸。
コンパスを回す手は、ミシンの送りがやってくれるって原理。


でね、YouTubeでは刺繍枠を使っていたから
同じようにしてみたんですけど、
大きい円を描こうと思ったら、
刺繍枠の金具がミシンに引っ掛かって上手く行かないあせる
描ける円の大きさに限界があるんですね。


これってさあ、刺繍枠、いらんくね?
って思って外しちゃいました。

なくても出来るし~おねがい
布の端がミシンに引っ掛からないように気を付ければ、
刺繍枠が無くても問題なかったです。
さっき出来なかった大きい円も余裕~!

むしろ、変な負荷もかからなくて良いのではないかとも思いました。
(薄い布の場合はやってないのでわかりませんが…)


そして、コンパスの大きさを変えるように、
押しピンは布の中心点に刺したまま
板の線上を移動させることで、
同じ中心点をもつ、異なる大きさの円が
簡単に縫えるというわけですねウインク



で、今度はいろんな模様を重ねてみようとやってたら、

あ!スカラップの方向が違うじゃんびっくり


このまま縫ったらお日様みたいにトンガリ模様になるわ!

でも大丈夫。
こうすりゃいいのよねニヤリ


はい、板の位置、変えちゃいましたー!
ちょっとゆがんでるのはご愛敬口笛


ね、可愛いスカラップが出来ましたよ~OK
円の始まりと終わりの模様が合わないのはしょうがないね。
上手く合ったらラッキーってことで(笑)

補助テーブルがあるなら、
はじめからこっちに板をセットしたほうがいいかもですね。




というわけで、特別なアタッチメントが無くても、
ちゃんとサークルサークルぐるぐる~うずまきって縫えました。

ね、簡単でしょ?ウインク


「ちょっと待ったーパー真顔
その板切れ、作るのがめんどくさいよ!」


ですよね~チュー汗
私は運良くDIYの残りがあったからすぐ作れたけど、
わざわざ板だけを買って切るのは、確かに面倒ですね。


はいはい、だからちゃんと考えてみましたよ。

へへへ奥さん、こんなのはいかがでしょう?グラサン


アイスクリームの木製スプーンキラキラ
ただし、押しピンでミシンに傷をつけてはいけないので、
2枚~3枚をボンドで貼り付けて重ねる!
うん、これは使えそうですおねがい


要は4つの条件を満たせば大丈夫だと思うのです。

①薄い板。
②押しピンが押せる厚み。
③ミシンにテープで固定できる。
④布が引っ掛からないようになめらかであること。


アイスクリームの木製スプーンはお口の中に入れるもの。
怪我しないように、ちゃんと削って処理されています。
だから、条件を全部満たしてる~ラブ
しかも主婦には嬉しい無料~!(笑)


あーあ、先にこれが思い付いていたら、
ノコギリ出さなくても良かったのに。

後悔先に立たず。
いや、
アイディアは忘れた頃に降りてくる。

何事も熟考が大切ですね。トホホ(;´д`)


というわけで、
今回は人様のアイディアを再現してみましたーニコニコ





以上。
お遊びはそろそろ終わり。
明日からまたお仕事がんばります。

今日もお付きあいありがとうございました。