【縫々王国の十二ヶ月】春の雨の日 | 人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

人形ファンタジーの世界【ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)】クリエイター・ナカノカナ

大阪のちいさなアトリエで縫々王国(ヌイヌイオウコク)というウサギのぬいぐるみたちが暮らすファンタジー世界を生み出しています。個展やニン材派遣など個人企画を中心に、人形と物語にまつわる活動を展開しています。

こんにちは、ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)ナカノカナです。

 

縫々王国のお祭りや行事などをお伝えする

『縫々王国の十二ヶ月』。

 

今回は、季節の節目となる『雨の日』についてご紹介しますね。

 

 

 ★★★

 

この日、王国は一日中雨に包まれます。

春の雨はしとしとと。

木の芽や花のつぼみが嬉しそうに顔を出します。

 

季節の変わり目に降る雨は、ぼんやり眠気を誘います。

なんだか身体が重たいような。

この日は仕事も学校も全てお休み。

住民たちの多くは、家の中でのんびりと過ごします。

 

希望に胸を踊らせているのは、巣立ちの時期を迎えた若者たち。

春になったら、生まれ育った家を離れ、自分の住処を探す旅に出ます。

 

春の雨は、雪深い北部の村に雪解けをもたらします。

村民たちはいそいそと『ゆきどけパーティ』の準備を始めます。

大地の精霊を象徴する、赤いとんがり帽子は必需品です。

 

ダマスク平原の農家ウサギたちも、今日は作業はお休みです。

とは言え、彼らにとっては恵みの雨。

水がなくては土も作物も育ちません。

次の夏の雨まで充分な量の水が与えられることを願いながら、陽気に踊り明かします。

 

雨を見届けて胸を撫で下ろしているのは、東部・賢者の塔の水(みず)学者たち。

ボタンウサギは水が苦手ないきもの。

季節の雨の日の予測が外れたら、大事(おおごと)ですからね。

 

よき旅路を

大地の恵みに感謝を

希望の春に、乾杯!

 

 ★★★

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

年に4回の『雨の日』。

あなたがボタンウサギだったら、どんなことをして過ごしますか?

 

私だったら…う〜ん

 

読みかけの本を読みまくる!

本の世界にどっぷり浸るのは楽しいですよね。

 

もしくは、部屋のお掃除&模様替えを楽しむ!

気分をスッキリさせて、新たな季節に臨みたいですね。

(とか言いつつ余計に散らかるパターン:笑)

 

 

それでは、今日もあなたに幸せがいっぱいありますように♡

 

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