こんにちは、ボタンウサギの縫々王国(ヌイヌイオウコク)ナカノカナです。
あべのハルカス美術館(大阪)で開催中のムーミン展に行ってきました。
とても素敵な展覧会だったので、私的見どころなどをご紹介しますね。

●会場内撮影禁止のため、チラシの写真載せちゃいます。
日本一の超高層ビルあべのハルカス。その16階にある美術館。
コロナ対策として、入り口前で消毒や検温、混雑防止などされていましたよ。
ムーミンの作者は、フィンランドを代表する芸術家のトーベ・ヤンソンさん。
トーベさんが描いた原画だけでなく、スケッチも数多く展示されていました。
ムーミンの原画といえば線画のイメージが強かったんだけど、初期の頃は濃淡で表現されていたんですね。
そんな変遷も見ることができて、とても興味深かったです。
展示ではムーミンが誕生する以前の、風刺雑誌でのイラストの仕事についても触れていて。
そこには隠れキャラの様に、片隅にムーミントロールが描かれているんです。何枚も何枚も。
まだムーミンが世に出る前の、ちいさな物語の魂(たましい)。なんて愛おしい!!もうキュンキュンです。
そして驚いたことに、小説シリーズ完結以降にはムーミン屋敷のドールハウスを元にした人形作品も手掛けていたそうで。
尊敬する作家さんが同じように人形表現を楽しんでいたなんて。親近感で嬉しくなっちゃいました。
グッズや企業とのお仕事を紹介するコーナーでは、アトリエ・ファウニのキャラクター人形が展示されていて。木と革で作られた素朴でやさしい造形に目が釘付け!
絵でいうところの画材のように、人形の素材って多種多様で、ホント不思議だなぁと思います。
実はこの人形たち、当初は無許可で制作されていたそうなのですが(笑)トーベさんがその人形たちをとても気に入って、契約が交わされたのだとか。
このエピソードにもほっこりしました。
フィンランドには世界で唯一の「ムーミン美術館」があって、今回の貴重なコレクション約500点はそこからやって来たのだそう。
フィンランド、行ってみたいな。ボタンウサギたちを連れて。
ムーミントロールのいる国へ思いをはせながら、今日もチクチクと。
ムーミン展、興味のある方は、ぜひ行ってみてくださいね♡
