現在、宮古市では、市役所を宮古駅南側に移転する計画が進められています。
移転後に、現在の市庁舎の跡地をどのように活用するかについて、宮古小学校の5年生の子どもたちが考えた意見が、市役所1階ロビーに張り出されています。
国語科の「討論」することの学習の一環だそうで、自分の意見の説明と、その根拠が書かれています。
読んでみると、いろいろな意見がありました。
ショッピングモール、デパートといった意見。公園やイベント広場という意見。水族館という意見もあります。観光客も来られるレストランという意見もありました。
意外と多かったのが、「震災のことを伝えるための施設」や「メモリアルパーク」という意見です。
現在5年生ということは、震災の時は1年生の終わり頃だったということですね。当時の1年生たちの眼には、震災の様子はどのように映ったのでしょう。そして、5年生となった今、震災の記憶をどのように伝えようと考えているのでしょう。
市役所に行く機会がありましたら、ぜひ読んでみてください。(U)