こんにちは。

48代PIの栗田みずきです。


今日は私の最上級生として頑張ることについてお話しします。


それは、PIリーダーとしてPI組織の全体最適を図るということです。

PIの仕事内容として、会計管理やスポンサー営業、リクルート、動画や画像の作成、SNS運用、グッズ製作、お問い合わせ対応、OB会や父母後援会の運営等、部員にも想像しきれないほど多岐に渡ります。

私はそんな中、PIリーダーとして後輩を束ね、全ての運営を滞りなく行うことが求められています。私は元々何かに特化するよりも幅広く関わり様々な業務をこなすことの方が好きで、多方面で磨いたスキルがチームに活かされることにとてもやりがいを感じています。しかし、PI全体で幅広い業務を行うには私個人だけではなくPI全員でのチームワークが必要です。そこで、業務の割振りを工夫して全員が高いパフォーマンスを出せるようにすること、実務をなるべく後輩に下ろして一緒に考えながら個々のレベルを底上げすることを意識しようと考えました。

人により業務の経験値に差があるため、オフシーズンの中他人に仕事を振って遂行してもらうことは仕事を1人で行うよりもよっぽど大変でした。でも、私が辛い思いをすることで来年以降も高い目標を掲げて結果を出すPI組織が続くのであれば願ったり叶ったりだと思っていました。


しかし、次第に大きな壁にぶつかりました。それは「PI全体のパフォーマンスが私1人のキャパシティに大きく依存する」ということです。今後新入生を迎えてさらに人数が増えるのに、私の能力の範囲内でしかPI組織を統括できないのであればパフォーマンスは変わりません。

これではいけないと思い考えた結果、実務だけでなく統括する立場さえも下ろし、PI全体を俯瞰して見ることのできる人間を増やそうと考えました。その頃季節はちょうど春を過ぎ、51代を迎え、学年がひとつ上がったことを全員が実感していました。そんな状況も重なって、少しずつ冬の時期よりもPI全体のことを考え、後輩を気遣い声をかける皆の姿勢が見えてきました。


私は幅広い業務を行うことが好きではありますが、実際得意ではありません。1人で一度に多くの責任を抱える力がないことをGRAMPUSに入ってからの4年間ひしひしと感じていました。

でも後輩が個々の得意分野を伸ばし、責任感を持つようになり、育っていくことで、もう私が引退しても心配ないと思えるようなPI組織に徐々に近づいていると思います。

引退まで残り4ヶ月、決して長い期間ではありませんが、GRAMPUSの"自分を律し挑み続け結果を出す人間を育てる"というチーム理念をPI組織としても達成すべく、これからも考えて行動していこうと思います。


ご愛読ありがとうございました。