これまでGRAMPUSを応援してくださったサポーターの皆様、4年間本当にありがとうございました。僕は試合終了時観客席を見るのが好きでした。そして、”僕たちは想像もできないような大きな力に支えられている”と強く思った1年でした。
ところで、自分に絶望したことはありますか?僕はあります。ただ楽しくて、自分がもっと強くなりたくてやっていたアメフト自体が、環境が嫌いになったのを今でも鮮明に覚えています。原因は、僕が人がこう思っているのだろうと勝手に推測してしまう癖にあります。自分がやりたいものと周りが求めているものの違いや、自分が持ち得ないものと周りが持ち得るものが頭ではなく心で理解してしまったときなど、代が変わったあたりはこう思う日々でした。
しかし、僕は常に周りに恵まれているというとても運がいい幸福人間です。仲間が主将という肩書きから解放してくれ、すべてを自分がやらないとダメという考えを払拭してくれました。このとき初めて”チーム”を感じたときでした。それからは常に肩の力を抜いて自分のやりたいことができたと思います。”チームが主将を動かすのではない、主将がチームを動かすのだ”この当たり前ともとれることに気づけたのは非常にいい経験でした。
また、これからのGRAMPUSのみんなに伝えたいことは一つだけです。”不正解は無意味をいみしない”この言葉は僕の好きな漫画から引用しました。これまでいろんなことを前で話してきたと思います。結果を見れば、48代がやってきたことや僕自身が大事にしていることすべては正解か不正解でいうと不正解なのだと思います。けど、皆が目標を意識した過程や施策に意味がないといえるでしょうか?そうは思いません。紡いできた信念を強く貫き通してほしいです。
最後に、僕がチームを感じる時をもう一つ紹介します。それは、皆が同じ方向を向き、考えつくし、実行するときです。何事にも人は”考える”ことをやめたとき飽きが生まれ、ダメになると思います。自分で意味を見出し、それが目に見えたとき僕はさらに成長できたと思います。ここまで自分を作ってくれたアメフトに”ありがとう、アメフト。おれはおまえが大好きだ”といいたいです。
これまで関わってくれたすべての人に感謝しています。泣きわめく僕を毎週アメフトの練習に連れて行ってくれ、大けがをしてもやりたいことを後押ししてくれた両親には頭が上がりません。
みんな!主将としてどうやったかはわからんけど、俺は心からしあわせやった。ほんまにありがとう!