平素より皆様からの多大なるご支援に心より感謝申しあげます。
48代トレーナーの大岡由季です。
私が最上級生トレーナーとして頑張っていることは、後輩育成と選手への全人的ケア・アプローチです。
まずはこの2つのことについてお話しようと思います。
私はリーダー的役職には何も就いていません。
同期のほとんどが何かしらのリーダーを全うしている中で、表立って何かをする訳では無い自分の立ち位置に負い目を感じた時もありました。
ただ、この立ち位置にしかできないこと、感じられないことも沢山あります。
後輩や同期の意見を聞いてそれを偏向的に捉えず上へ伝えることが容易な立場でしょう。
そして、時間がある分後輩一人一人をしっかり見ることが出来ます。
そのことを自覚して、親しみやすく意見が言いやすく変化にすぐ気付ける存在になれるよう常に余裕を持って行動することを心がけています。
後輩が不安なく成長していきやすい環境作りに引き続き貢献していきたいと思います。
そして、この3年間で対応したことのない怪我の種類はないだろうと自負できるほどの豊富な経験と知識を余すことなく後輩に伝え、トレーナーとしてより自信を持って立派に成長して貰えるようにしていきます。
私はDLの担当トレーナーです。
DLは非常に熱い思いで溢れているパートだと思います。
熱すぎるが故に、冷静になった時に痛いことに気付いたり、予想外のボールパーソンで怪我をしたりと、色々なことがありました。
何事も全力で取り組んでいて誇らしく励まされる一方でヒヤヒヤすることも多々あります。
彼らが熱い思いを持ち続けられるように、ウエイトから練習中まで危険源となるものを取り除くためのアプローチをします。
コミュニケーションもしっかりとってメンタル面でもサポートしていきます。(サポートされてるのは私の方かもしれませんがサポートできるよう頑張ります)
ここでも自分に余裕を持って俯瞰的にDLを見て問題に対処していきます。
そして秋シーズンへの目標についてお話しようと思います。
先日春シーズンを終え、秋まで響く大きな怪我がなかったことがトレーナーとして幸いに思います。
私がトレーナーとして1人前になってから経験した今までの春シーズンでは、半年、長くて1年も復帰までにかかってしまう怪我が起きてしまい悔しい思いをしてきました。
今年は怪我がなくて良かった…それで終わらせるのではなく、何故怪我を防げたのか、昨年までと何が違ったのか、しっかりと分析していこうと思います。
そして、より効果的な怪我対策を立てて秋シーズン挑みたいと思います。
目標はもちろん、怪我なしで勝ち続けることです。
観客席を見渡すと応援してくれている大勢の方々で席が埋まっていました。
私をトレーナーとして成長させてくださったOB・OGの方々、いつも元気で仲良しな担当選手のご両親方、協賛してくださっている企業の方々など、多くの人の応援があるからこそ思いっきり試合ができるのだと改めて思いました。心から感謝しています。
沢山期待してください。
期待に応えられるよう最後まで全力で選手と一緒に頑張ります。
REVENGE!