こんにちは、47代OLの飯田慎之介です。
今回は、自分のGRAMPUSでの4年間を振り返って書かせていただこうと思います。

自分は中学校でアメリカンフットボールを始めました。

中高一貫校で6年間アメフトを続け、高校3年生で引退したときには「大学ではアメフトはもういいかな......」と思っていました。
しかし、合格した直後に中学高校の先輩で、GRAMPUSに入部していた松田さんに勧誘されました。

そのタイミングでは決断できず、しばらく考える時間をもらいました。その後、入学してみると、コロナ禍で講義もなく、大学にもほとんど行けない、誰にも会えない期間が続きました。
過去数年間アメフトと受験で埋まっていたそれまでの生活からぽっかりと隙間が空いていて、その自由な時間を適当に埋めるのはもったいない、どうせ何かをやるならアメリカンフットボール以外考えられないと思い、GRAMPUSに入部しました。
全然オンライン新歓に来ない自分を諦めず勧誘してくださった先輩方や、自分と同様に「もういいかな......」などと言いつつ結局アメフトを続けていた高校の同期たちの後押し、即決でアメフトを続けることを許してくれた両親には感謝しています。

入部したあとのことは、長いようであっという間でした。
1回生のときは秋のリーグ戦を棄権し、2回生ではチームとして2試合の出場に留まりました。

幸いにも春の試合からたくさん出場させてもらい、経験を積むことができました。
アメフトの戦術的な部分が好きで、3回生のときにはオフェンス副リーダーを任せてもらいました。

その時も準備不足でたくさんの迷惑をかけましたが、4回生になって、副将とオフェンスリーダーという責任ある役職を務めたときに、自分の良くないところが明確に出ました。
リーダーシップも計画性もなく、何をどうやって伝えればいいかもわからず、決断もあやふやで、そのくせ自分のやりたい事ばかり言って、リーダーとして不出来なことばかりでした。
それでも1年間一緒にやってきてくれた同期、後輩たちには救われました。

特にプレイコーラーの藤井、副リーダーを務めてくれたQBの村井には、フィールドの内外で本当に支えられました。

先ほども述べた通り、自分のアメリカンフットボールの好きなところは戦術の緻密さです。

それを自分たちで考え、実行し、成功させたときは他では味わえないような嬉しさがあります。

もちろん上手くいかないこともいくらでもありましたが、こんな経験を2年間もさせてもらえるなんて、本当に幸せでした。
後輩たちには目的・目標の達成のため、自分たちに何が向いているのか、どんなプレイヤー/スタッフにならなければならないのか、どのような活動をすればそれができるのか、しっかり学んで、話し合って本気で向き合ってほしいと思います。

最後になりましたが、GRAMPUSを応援してくださるすべての方々のおかげで、このチームは成立しています。
今後は応援する側の立場として、受けた恩をつないでいけるようにしたいと思います。
今後とも変わらぬご支援ご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

4年間ありがとうございました。