こんにちは!46代の久保咲月です。
日頃よりGRAMPUSをご支援いただきありがとうございます!
私たち46代の最後の秋シーズンが始まり、残すところあと1戦となりました。
その中で、リーグ戦を全戦戦えるという現状への感謝を忘れてはいけません。
東海制覇に挑戦できるのが当たり前ではないことは、去年一昨年と引退された先輩方をそばで見てきた私たちは知っています。1戦終わった!とゆっくりできるはずもなく、もう1戦、また1戦がすぐやってくるという目まぐるしいシーズンです。
そんな忙しない毎日の中でも、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。
今回のアメブロの記事を任せてもらい、何を書こうかなあと、かなり悩みました。
TRリーダーとして、スタッフ幹部として、最上級生として、辛かったことや嬉しかったこと、残りのシーズンへの意気込み?思うことは山のようにありますが思い出の羅列になって、自己満ブログになってしまいそうなので、やめておきます笑
このテーマにした理由は後でお伝えするとして、テーマは“ GRAMPUS4年目にして気づいたGRMPUSに入る意義”にしようと思います。
GRAMPUS に入る意義、それは一言で言うと社会経験を積むことだと思います。
社会に出たこともない22歳の小娘が何を言っているんだという感じですが笑
GRAMPUSって、ただの部活という言葉でくくるのはあまりにももったいないなって思うんです。どっちかっていうと会社だなと思います。
よく入部時の説明とか、イヤーブックのページにも図があるように、スタッフはピラミッド構造だよって表現されます。
私はちょっと違って、マッピングの真ん中に選手がいて、そこから派生してPI、SR、TRが繋がってるんじゃないかなって思うんです。
試合に出る選手が体なら、スタッフは剣とか、盾とか、闘うための武器みたいなイメージです。
チームみんなで、武装して、試合に挑んでるなって感じます。
ここまでは、スタッフ、選手の関係で目に見えやすいGRAMPUSの構造です。
でも私が最上級生になって、幹部になって思ったのは、「いや、もっともっと複雑な組織構成だ」ってことです。
PIの中に会計という枠組みがあって、その会計はOBの方々が運営してくださるOB会計に繋がり、会計全般のアドバイザーとなってくださるMGRがいてくださり、協賛してくださっている企業さんだってたくさんいらっしゃいます。
部門の枠を取り払えば、試合ができているのは東海アメフト連盟の方々の協力あってこそだし、GRAMPUSの中で学連の担当の子が、連盟と私たちを繋いでくれている。
日々の練習運営でもそうです。当たり前かのように練習しているけど、じゃあ練習に協力してくださるコーチの方々がいなかったらどうなってる?試合の時に当たり前のように乗ってるバスって、どこから費用が出てる?誰が申請してる?練習のタイムスケジュールって、誰が毎日毎日考えてる?どこまで考慮して考えられてる?
考え出したらキリがありません。
毎日みんなが知らないところで選手、スタッフ、サポーターの皆様、そういった枠組み関係なく誰かが、チームのために動いてる、考えている。1試合やることって、その1日だけじゃない、何日も、何ヶ月も、もっというなら何年も前から動いている誰かのおかげで、成り立ってるんだって気付きました。
とんでもない数の人が関わり合って、今この試合が行われてるんだなって思うと、スケールが大きすぎて、壮大で、これ大学生で経験できてるのすごいなって思います。
そしてGRAMPUSでは、普通にアメフトだけやってればいいわけじゃなくて、他にもたくさん考えないといけないこと、動くべきことがあります。一例を挙げると、新歓とか。それが学生主体の大変なとこでもあるけど強みだったりもします。
主体性とか、責任感とか、問題解決能力とか、そういう能力がつくよ!ってよく言うけどそんな簡単に一言じゃ表せない、すごく大きなプロジェクト。それがGRAMPUSで、その一角となってることこそ、GRAMPUSにいる意義じゃないかなって思います。
読んだ後輩達に、何かしら考えるきっかけを与えられ、サポーターの皆様にやっぱりGRAMPUS 応援してあげたいなって思ってもらえるような、そんなブログになったら嬉しいなと思い、このテーマにしました!
あわよくば、これを読んでくださる父母の方々が「お金がかかるし、食事も大変だし、息子はどんどんでっかくなっていってついには100キロを超えてしまったけど、こんなチームで頑張ってるなら、応援してあげたいな」って思ってもらえたらラッキーです。
家は厳しくて、特に父は、「バイトする時間も勉強する時間も削って、プレイヤーでもない、マネージャーを、なんでお金を払ってまでやるんだ?」と、部活をやることにずっと反対していました。家で少しでも弱音を吐こうもんなら、「だったらさっさと辞めれば?」の一言。正直結構メンタルにきてました。
そんな父が最後のシーズンだからといって、来てくれた名城戦。頑張ってたね、とかすごいねなんて言葉はもちろんなかったですが、その日から、たまに朝早い日は最寄り駅まで送ってくれるようになりました。
いくらマネージャーじゃなくて、スタッフだから!!と説明しても伝わらなかった父も少しは認めてくれたようです。笑
うちの父と同じように、我が子が危ないスポーツに、お金を払いながら命をかけてるって考えたら応援する気になれない親御さんってたくさんいるんじゃないかなと思います。
なんらかの形でこのブログが、そんな方々の目に止まり、ある意味普通じゃない組織で頑張る我が子を、見守ってくださると嬉しいなと思います。
最後に、やっぱり少し自分のことを話させて下さい。
こんなビックプロジェクトであるGRAMPUSで1年間、TRリーダー、そして幹部という重要な役割を任せてもらったこと、本当に感謝しています。
このブログを読んでわかるように、私は伝えたいことをうまく伝えるのが苦手です。
目的を見失って突っ走ることもしばしばあったし、歴代の偉大なリーダーだった先輩たちと比べると、力不足だったと思います。でも、まだまだ後輩たちに対してしてあげられることってたくさんあると思います。引退するまで妥協せず、最後までこのチームを引っ張っていきます。引退した後も、今度はサポーターとして、何かしらGRAMPUSが日本のアメフト業界で名を轟かせるためのサポートができたらいいなと思っています。GRAMPUSに入る意義を、私が与えてもらった分の、恩返しができるように!
拙い文章で恐縮ですが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
信頼する他の46代同期のブログにも、溢れんばかりのGRAMPUS愛が載っていると思いますので、ぜひご覧ください!