こんにちは、45代SRの大原奈那子です。
まず、今シーズンも、変わらず応援してくださった
サポーターの皆様、本当にありがとうございました。皆様からのご支援ご声援のおかげで最後までやりきることができました。大変感謝しています。

今回は引退ブログということで、わたしがこの部活で
4年間やってきた中で、感じたこと考えたことを
綴らせていただきます。

わたしは、大学3年生になろうとする春、突如次の日からの部活動停止を告げられた日のことを、今でも鮮明に覚えています。あの日から、わたしたちの活動はまったく変わりました。44代の先輩たちが計画していた練習や春の試合はすべてなくなりました。
それでも、なんとか1試合でも戦いたいと準備を進めた2020年秋の信州戦の前日には、再び大学から対外試合禁止の連絡が来ました。

そんな苦しい一年を経て、わたしたちは4年生になりました。新チームでやっていくにあたり45代で目標を立てました。その目標が、「打倒関西」でした。しかし、チームのほとんどのメンバーが試合すら経験したことのない中で、改めてこの目標を立てることが、正直わたしはすごくこわかったです。でも、強くはっきりと目標を語る同期を見て、わたしも見たことのない景色をこの人たちと見たいと思いました。この状況に言い訳せず、前を向いて進んでいくしかないと決意したのも、この瞬間でした。
 
だからこそ、今年の秋本番を迎えるタイミングで、またもや活動停止が言い渡されたときに受けたショックは、相当大きかったです。言葉にできない感情とはこういうことか、と思いました。あの時期は、毎日泣いていました(笑)それくらい、悔しかったし、やるせなかったし、ただただ無念でした。

でも、悪いことばかりではなかったです。自分たちがアメフトをできているのは、本当にたくさんの人の支えがあるからだということを、改めて実感しました。そして、自分たちが思っている以上に、多くの人がグランパスを応援し、見守ってくれているということを知りました。
普通に生きていたら直面しなかったいろんな経験が出来た、いろんな感情を味わえたのだと、ポジティブに捉えることにします。

新チームになって、再スタートを切った後輩たち。みんなには、これからまだたくさんの可能性が広がっています。と同時に、これからまたたくさんの困難も待ち構えていると思います。でも、隣には、一緒に戦う心強い仲間がいます。応援してくれる家族、OB、サポーターの皆さんがいます。そのことを、絶対に忘れないでください。そして、わたしたちが達成することが出来なかった大きな目標を、全力で追い続けてほしいです。そして、叶えてほしいです。
ずっと応援しています。頑張れ!!!!!


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2021年度TRリーダーを務めさせていただきました、
鈴木伶菜です。

まずはサポーターの皆様、平素よりGRAMPUSを
ご支援していただき、本当にありがとうございます。
特にコロナ禍で部活ができなかった期間は、
皆様の声援に、何度も励まされました。

引退ブログということで、4年間で心に残っている出来事と、それを通して感じたことを綴りたいと思います。
アメフト部に入部した日、初めてのチームスポーツに期待と不安を胸に抱いていたことを覚えています。それまで私は個人競技ばかり経験しており、仲間と協力し、一つの目標を達成するという経験はありませんでした。
しかしどこかそのような経験に憧れていたんだと思います。
部活に入って悔しかったこと、辛かったことは多いですが、部活を終えた今ではこの時の選択が間違っていなかった、と心からそう思えます。

ただ、最上級生になって以来、TR唯一の4年というプレッシャーや、自分の中の理想のリーダー像とのギャップからくる今後の不安・焦りから、自分を追い詰め、空回りし潰れてしまったこともあります。

この挫折経験から、頼ることは悪いことじゃないこと、問題を抱える前に人を頼るほうが、自分にとっても周りにとっても良いと、頭で理解していたつもりだったことが、やっと腑に落ちました。
チームスポーツに憧れて入部したのにも関わらず、良さを全然活かしきれていませんでした(笑)
しかし、アメフト部では、かけがえのない経験をさせていただきました。4年間振り返ると、色々なことがありましたが、どの年も結局楽しく、充実していました。

来年以降も、多くの困難があると思いますが、辛い時こそ仲間を頼り、支え合いながら、乗り越えていってほしいです。

今年度支えてくださった方々、本当にありがとうございます。
新体制のGRAMPUSもよろしくお願いします!

最後になりますが、4年間本当にありがとうございました。