お世話になっております。
45代RB 副将の川野純暉です。
今シーズンも温かいご声援本当にありがとうございました。

本日は引退ブログということで、グランパスで過ごした4年間について少しだけ綴らせてもらいます。

長くなってしまったらすみません。(笑)

大学入学時、サークルやバイト、友達と遊びまくる生活に期待を膨らませていた自分は、いつのまにか部活に。

しかも一番忙しいと噂されるアメフト部に入部。なぜあんな選択をしたのか今でもわかりません。(笑)
ただ、かっこいいと思える先輩方に憧れたこと。

不安を超える大きな期待が抱けたこと。

これだけは、確かでした。

入部後の生活は、想像以上に忙しく、友達からの誘いを断ることもしょっちゅうだし、

貴重なオフは休むか遊びたいからバイトなんて出来ないし、

なんならそのオフすら授業とウェイトで潰れるし。

なんていう、入学当初に想像していた大学生活とは真逆の生活でした。

それでも、アメフト部での活動が楽しかったし、大きな目標を達成したいという思いがあったからこそ、ここまで続けてこれたのかなと思います。

ただ、一度だけ続けるのがしんどくなったことがあって、2年の時の代替わりの時期から新歓期にかけて、「打倒関西」という目標や新歓に関して同期とぶつかった際には本当に辞めてしまおうと思いました。

その頃は自分も含め誰もが子どもで、人の意見に耳は貸さないし、自分の言いたいことだけ言うしで、

話し合いにもならないし、こんな同期とやっていけるはずがない。こんなんで勝てるわけない。と、

勝手に見切りをつけてしまいました。まだ、本気で一人一人と向き合ってもいなかったのに。

今思えば、この苦しい時期があって本当に良かったです。

それぞれが自分の強い考えを持っていたからこそ、主張も強くなるし、この苦しい時期を45代全員で乗り越えたからこそ、どの代よりも言い合える関係になったんじゃないかなと思います。

そして、この機会を通して45代それぞれの考えであったりに、全員で向き合えたからこそ、お互いを深く知り合う関係になれたのだと思います。

これがなかったらその後のコロナの時期なんて絶対乗り越えられてなかったんじゃないかなと今では思います。(笑)
今は本当に45代が大好きです。

今秋初戦となった名工戦、45代全員が活躍して、45代の活躍を全員で喜び合えて。

本当にこの代で良かったと心から思いました。

45代のみんな本当にありがとう。

4年間を通して、自分はどこまで成長できたのか。尊敬する先輩方にどこまで近付けたのか。

それは自分では分かりません。

ただ一つだけ確実に言えることは、グランパスに入ったことは絶対に正解だったということです。

本当にいろんなことがありました。楽しいことも、辛いことも。

「打倒関西」への挑戦権すらもらえないなんていう、言葉に出来ないほど悔しいことだってありました。

それでも、グランパスに入って、4年間をアメフトに捧げ、尊敬できる先輩方、可愛い後輩達、大好きな同期と出会えて、心から良かったと思います。

入部を決断した過去の自分を褒めてやりたいです。(笑)

46代以下下級生は、まだまだ先がある。

自分でした決断なんだから、自分で道を切り拓いて欲しい。

誰かがやるじゃなくて、自分がやらなきゃ。

自分がこのチームを引っ張っていくんだという思いを全員が持って、まだ正解だったかわからないその決断を、絶対に正解にしてください。

自分たちが成し遂げられなかった「東海制覇」。そしてその先の、関西をぶっ潰す未来を見れることを楽しみにしています。

サポーターの皆様、4年間に渡り、温かいご支援、ご声援誠にありがとうございました。

これからは皆様と一緒にこのグランパスを盛り上げていけたらと思います。

是非今後とも温かいご支援のほどよろしくお願い致します。

最後に家族のみんな。最後までわがままに付き合ってくれてありがとう!本当に楽しかった!

みんなのおかげで最高の4年間が過ごせました。

この経験を糧に次は何に挑戦しようかな。(笑)ちょっとずつ親孝行もしていくね👌

それでは、そろそろ喧しい人間はお暇します!
みんな頑張れよ!
本当に4年間、お世話になりました!

川野純暉