いよいよ、東都大学野球秋季1部リーグ戦が開幕した。
亡き父の母校、東洋大学は今春のリーグ戦で最下位に沈んだ
。
その後、専修大学との1部・2部入れ替え戦を戦い、激闘の末、辛うじて1部残留を決めた。
今秋のリーグ戦では、ぜひとも優勝争いを演じてほしいと願っている
。
開幕戦の相手は亜細亜大学!
さて、第1節の対戦相手は亜細亜大学だ。
亜細亜大学と言えば、東洋大学と同様、非常に厳しい練習で知られている大学である
。
一昔前までは部員全員が丸坊主で、まるで軍隊のような雰囲気だった。
もっとも、現在では長髪もOKになっているようだ。
そんな亜細亜大学との開幕戦が一昨日行われた。
私は副業の福祉施設の公休日だったため、神宮球場へ応援に行くこともできた。
しかし、第3試合となる東洋大学対亜細亜大学戦は14時試合開始予定。
天気予報を見ると大雨が予想されていた。
実は前日もこの対戦だけが雨天のため順延になっていた。
せっかく東京まで行っても、雨天中止になってしまったら残念だ。
そう考え、今回は現地観戦を断念することにした
。
その代わり、試合が実施されればインターネットのライブ配信で応援することにした。
前の第2試合、青山学院大学対中央大学戦をライブ配信で見ていると終盤には大雨の中で試合が行われていた。
「この天候で、本当に試合ができるのか?」と心配していたが、何とか時間を遅らせながらもプレイボールとなった
。
亜細亜大学の「1点を取りに行く野球」
亜細亜大学の先発は川尻啓人投手(4年・高岡商)。
プロ注目の投手で190cm近い長身から投げ下ろす左腕の剛速球が素晴らしい。
対する東洋大学の先発は南恒誠投手(3年・大阪桐蔭)。
3回まで両チームとも無得点。
しかし、4回に試合が動いた。
亜細亜大学は2死1,3塁の場面で1塁走者が1,2塁間でわざと挟まれる。
その間に3塁走者が本塁へ生還し、先制点を許してしまった
。
この作戦は私が軟式野球の監督をしていた時代にも、よく使ったり、逆に相手に使われたりしたプレーだ。
まさに、亜細亜大学の「良くも悪くも、泥臭く1点をもぎ取る」という姿勢が表れた場面だった。
しかし、東洋大学も負けてはいない。
5回にタイムリーヒットで1点を返し、すぐさま同点に追いつく
。
「次に得点した方が、かなり有利になる」
そんな、手に汗握る展開になった。
勝負を分けた7回
迎えた7回。
亜細亜大学は先頭打者がヒットで出塁すると、代走が1球目から2塁への盗塁を成功させる。
さらに1死3塁の場面でスクイズを成功させ1点をもぎ取った。
これぞ亜細亜大学の野球という感じがした。
一方、東洋大学の伝統なのか、スクイズはあまり使わない。
打ってランナーを返すことにこだわっているように感じる。
もちろん、それ自体が決して悪いことではない。
しかし、打撃で点を取ることにこだわるのであれば、それ以上に相手を上回る打撃を披露してもらいたいものだ
。
結局、この1点が決勝点となり亜細亜大学が勝利を収めた。
今春からの課題は解決されたのか?
インターネットでのライブ配信による観戦だったが、正直、非常にフラストレーションのたまる試合だった
。
総括すると、今春からの課題がまだ解決されていないように感じた
。
それは、投手陣の制球力である。
この試合でも7つの四死球を与えた。
ヒットを打たれるのは仕方がない。
しかし、四死球を与えるのは明らかにこちらの問題だ
。
特に、接戦になればなるほど、余計な走者を出すことが命取りになる。
今回の試合でも、亜細亜大学は少ないチャンスを確実にものにしてきた。
だからこそ、東洋大学には投手陣の制球力を含め、もう一段レベルアップしてもらいたい。
次戦に期待する!
次戦はおそらく入れ替え戦でも大車輪の活躍を見せた石澤順平投手(3年・木更津総合)が登板するのではないだろうか
。
ぜひとも、安定した投球を披露してほしい。
そして、投打がかみ合った東洋大学らしい野球を見せてもらいたい。
秋季リーグ戦はまだ始まったばかりだ。
開幕戦を落としてしまったのは残念だが、ここから巻き返すことは十分にできる
。
私も、残念ながら次戦もインターネットのライブ配信での応援になりそうだ。
神宮球場に駆けつけることはできなくても、東洋大学への応援する気持ちは変わらない。
父が学んだ大学でもある東洋大学。
今秋こそ最後まで優勝争いに食らいついてほしい
。
頑張れ、東洋大学!