久しぶりに野球に関する本を手に取る。
それは、元千葉ロッテマリーンズ監督の井口資仁氏の著書。
【井口ビジョン】KADOKAWA 2024年3月

今から2年前に書かれたもの。
自身の生い立ちや野球経歴が詳細に描かれている。
千葉ロッテマリーンズファンでもある私は、大変興味深く読んだ
。
また、彼は青山学院大学野球部出身。
東洋大学野球部ファンの私にとって、同じ東都大学連盟所属ということもあり、書かれていることに非常に説得力があった。
今でこそ、青学は押しも押されぬ、人気・実力共に日本一のチームである
。
しかし、井口氏の頃は、そこまで強くなかったと記憶している
。(スミマセン
)
千葉ロッテの選手時代こと、監督時代のことを赤裸々に語っている。
私が、一番印象に残ったのは、これからの日本プロ野球への提言。
試合時間の短縮のため、彼はピッチロック・ピッチコムの導入に賛成の立場だ
。
※ ピッチロック・・・次の投球までの制限時間を測るタイマー。
※※ピッチコム ・・・投球のサイン交換を電子機器で行う。
今の日本のプロ野球の試合時間は、平均して3時間を超えている
。
私のようなディープなファンにとって、選手同士の駆け引き、試合の流れを変えるための時間も楽しい。
しかし、ライトなファンにとって、長時間の試合は敬遠されてしまう
。
実際に大リーグでは、ピッチロック・ピッチコムを取り入れることで、大幅に試合時間が短縮できたと実証されている
。
また、今春行われたWBCでも、取り入れられて世間の注目を集めた
。
変化を嫌がる日本野球界が導入するかどうかは不透明。
ただし、井口氏の提言は説得力がある。
そういえば、WBC日本代表監督は空席の状態が続いている。
井口氏も監督候補の1人と目されている。
著書の中でも、監督就任に前向きなことが書かれている
。
ただ1つ、本の中で気になることがあった。
それは、千葉ロッテ監督時代のフロントとの関係。
当時、球団代表&オーナー代行だった河合克美氏のことが書かれている。
彼は、河合氏のことを絶賛している。
ただし、河合氏の公私混同した行動が問題視されたことが記憶に残っている
。
確かに、河合氏は力のある経営者かもしれない。
しかし、使い方によっては、諸刃の剣ともいえる
。
やはり、プロ野球の監督も経営者も、共に人をうまく使いこなすバランスが大切だと痛切に感じた
。(ケチをつけて、スミマセン
)