2026年の春のNHK連続テレビ小説『風、薫る』の主役の1人が静岡県にゆかりがあることを知るグッド!

ドラマの原作となったのは、田中ひかる氏の著書『明治のナイチンゲール大関和物語』(中央公論新社)だそうだ。

原作者である田中氏が静岡経済研究所刊行の小冊子に寄稿したことによって、私は初めて知ったウインク

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まず驚いたことは、明治時代の看護婦の立場は、今と全く異なるゲッソリ

当時、看護婦は『カネのために汚い仕事も厭わない賤業(せんぎょう)』だったガーン

そのような時代に、2人の女性看護婦が『専門知識をもつ看護のプロが家庭に赴く』ことを目指したひらめき電球

その女性とは、大関和(ちか)と、今回取り上げる鈴木雅(まさ)の二人である。

鈴木雅は駿河の国(静岡県)の沼津において、幕末の1858年に徳川家に仕える武士の家の長女として生まれる。

その後、現在のフェリス女学院で英語を学び、卒業後に陸軍軍人と結婚、子ども2人が誕生し、夫の部隊の配属により、一家で仙台へ転居する。

夫は西南戦争で部隊を率いたが、その戦いで銃弾を受けて重傷を負う。その後、その傷がもとで亡くなってしまった。

雅は幼い子ども2人があとに残されてしまった。

夫が亡くなって4年後、雅は30歳を前にして、桜井看護学校に第1期生として入学した。

その看護学校で大関和に出会う。

2人は同じ年、そして、士族出身、子ども2人がいるシングルマザーという共通点をもっていた。

第1期生はたったの8人、そのうち、途中で2人が辞めてしまい、少数精鋭でイチから学ぶというものだった。

看護学校に1年の条件付きで、ナイチンゲール方式を教えることができる看護婦のアグネス・ヴェッチが着任。

雅は卓越した英語力を生かし、アグネスの通訳を務めた。

看護学校卒業後は、アグネスが教員を勤めていた第1医院(現在の東大医学部付属病院)に就職、雅は内科、和は外科の看護婦取締(看護師長)となった。

その病院で、医師たちと軋轢が生まれる。
<医師側の考え>
・看護婦は医師の助手にすぎない。
<雅、和側の考え>
・看護の専門職として主体的に働きたい。

その結果、2年で2人は病院を退職する。

退職後、雅はアメリカ留学を計画するが、その道を断って、派出看護婦会の設立に取り掛かる。

当時、上流階級に派出する事業は行われていたが、雅たちが目指すのは、『看護料を支払えない家庭への無償派出』であった!!

多くの医療関係者は派出看護婦会の成功に懐疑的だった。しかし、雅たちはその予想を覆し、事業を軌道に乗せていったウインク

特に、家政婦との明確な区別や休憩時間、休日の確保など、今では当たり前のことだが、当時としては画期的な改善に動いた合格

晩年の雅は生まれ故郷の沼津に戻り、娘のもとに身を寄せて82歳の生涯を終えた。

 

鈴木雅の人生を調べていて感じたのは、一度困難に直面しても、自ら道を切り開こうとする人の強さであるグッド!
 

時代も環境も違うが、その姿勢には学ぶべきものが多い。

 

私自身も人生の挫折や再出発を経験してきたことから、どこか共感する部分があった。

機会があったら、静岡県に住む1人として、雅の縁のある箇所を訪ねてみたい。


最後に私自身、初となる著書の発売のお知らせをさせていただきたい。

発売日は7月9日(木)

<著書情報>
■ タイトル『不動産投資は人生のやり直し装置 −地獄の底から這い上がる−』
■ 著者名    大家 Hide
■ 出版社    クエーサー出版
■ 発売日    2026年7月9日(木)
■ 購入方法 Amazon 楽天ブックス

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「人生をやり直すことはできるのか」
 

鈴木雅の生涯を読んでいると、そんなことを考えさせられた。
 

そして、それは私自身が本書で伝えたかったテーマとも重なるグッド!