静岡経済研究所から送られてきた月刊誌『調査月報6月号』を読む。
その中で、気になる記事を見つける。
それは『生成AI活用のすゝめ』。
最近、ホリエモンこと堀江貴文氏が激押ししている『生成AI』。
恥ずかしながら私自身、生成AIのことを分かっているようで分かってない。
そこで、時代に取り残されないためにも、しっかり読んでおこうと思う。
生成AIの誕生はChatGPTの登場。
文章作成はもちろん、画像・音声の作成などのコンテンツも作り出せるようになった。
ただし、良いことばかりではない。
ハルシネーション(偽や間違った情報)、情報の流出、犯罪も含めて悪用した使い方などもある。
これらの悪いコトをしっかりと認識しつつ、AI活用は今後、さらに進化は止められない状況。
しかしながら、静岡県内の企業ではAIを活用している割合は、約17%にとどまっている。
特に、小規模事業者は消極的な姿勢である。
活用している企業では以下の3つの共通点がある。
<生成AIを積極的に活用している企業の特長>
① 明確な課題意識を持っている。
② 生成AIの強みを引き出している。
③ 生成AIの欠点と真摯に向き合っている。
ちなみに、今後AIの影響を受ける職業の一例を挙げる。
<代替性が高い職業例>
・コールセンターオペレーター
・保険代理人
・パソコン操作員
・一般事務
・受付業務
・プログラマー
・税理士
・ネイリスト
<影響が大きい職業例>
・歯科医師
・医師
・裁判官
・弁護士
・教員(高等学校)
・看護師
<影響が少ない職業例>
・消防士
・理学療法士
・警察官
・看守
・客室乗務員
ここから私見を述べる。
AIを活用している企業紹介では、通信教育の㈱Z会が印象的。
それは、対話型英語学習「AI Speaking」。
英語の4技能(聞く、読む、書く、話す)の中で、学習しにくい『話す』に活かしている。
相手がAIなら、間違った英語を話しても恥ずかしさは皆無。
これなら、自分も試してみたいと思ってしまう。
ただ、記事の中で1つ違和感があった。
それは、AIを使う人に判断力が求めれると主張している。
しかし、私は逆だと思う。
判断力が弱い人(知能指数を含めて)は、より積極的にAIを活用するべきだ。
確かに、ハルシネーションなどの弱点はある。
しかし、それらを乗り越えれば、逆に判断力が身に付くと思う。
実際に自身も生成AIを使って、不動産に関することを調査したり、学んだりしている。
人に聞くのには恥ずかしかったり、時間な余裕がなかったりするときなどは本当に助かる。
それにしても、現在ある職業のうち、高い属性と言われる職業が軒並み影響が大きいことにビックリした。