それは我が社の決算について、前々から気になっていたことがある。
このままでは決算期の12月までに帳簿上、それなりにまとまった額の黒字となってしまうという事実。
基本的には黒字はよいこと。
しかし、我々会社の経営者は単純には喜べない。
特に、現金がない中での帳簿上の黒字は危険なこと。
一般的に言われる『黒字倒産』。
実は7月までの月次決算を振り返って、自社も黒字倒産の可能性がある。
そこで、税理士に面会して相談しに行く。
担当:「減価償却を効かせても、それ以上の利益が出ますね。」
私:「現金があまりないため、経費として使う額も限られてしまいます。」
担当:「現在8月ですので決算月の12月までしばらく時間があります。我々としても今後のシミュレーションをして、対策を考えたいと思います。」
私:「小規模企業共済への加入はいかがでしょうか?1千円~7万円/月から掛けられるということですので、手続きだけは済ませておきましょうか?」
担当:「それも1つの手かもしれません。こちらでも調べておきます。」
私:「よろしくお願いします。」
小規模企業共済もそうだが、結局のところ、現金がなくては支払うことができない。
まずは、税理士に今後の決算の見通しを立てもらい、それを受けての対策を考えたい。
税理士もおっしゃっていたが『12月決算期までしばらく時間がある』。
もし、何もせずに12月が迫っていたら、対策の立てようがなかった。
今回、税理士事務所に訪問し、我が社の現状をしっかりと見てもらったことはよかった。
小規模企業共済の加入を含めた節税対策に向けて、常にアンテナを高く張っていこうと思う。