この日は副業の福祉施設の公休日。
この日は特に本業の不動産賃貸業の仕事がない。
そこで、野球観戦を計画する。
静岡初のプロ野球チーム『くふうハヤテベンチャーズ静岡』の試合。
今回、今までと違うことをしようと思う。
それは、球場(ちゅ~るスタジアム清水)までの行きと帰りをシャトルバスを使うこと。
実は前回の観戦で、球団所有の遠征バスをシャトルバスとして活用していることを知る。
しかも、嬉しいことに料金は無料。
ネットニュース情報だが、くふうハヤテ球団は経費削減のため、対中日ドラゴンズ戦であるナゴヤ球場までの往復を新幹線ではなく、遠征バスを使っているとのこと。
その距離、片道200Km、片道で2時間以上。
往復だけでも体力的に過酷。
このハングリー精神が飛躍するためには大切なことだろう。
乗車するまえに、ナンバープレートに目がいく。
223=『富士山(ふじさん)』。
静岡の球団にふさわしい番号。
早速、乗車する。
一番後ろの左端に着席。
恐らく、この席はベテラン選手が使うと思われる。
野手で言えば、福田秀平選手、倉本寿彦選手といったところだろう。
投手で言えば、田中健二朗選手
明らかに、観光用のバスを遠征用にリフォームした感じが満載。
普通、遠征用バスにファンが乗車できることなど皆無。
それが、乗車できただけでも、この日はハッピー。
勝手に、自分が選手の気分になって遠征先に向かうと想像しながら球場へ向かう。
球場に到着すると、既にグラウンド整備は完了している。
着席したのは、開始15分前。
オリックスの小林監督、くふうハヤテの赤堀監督によるメンバー交換。
オリックスの4番には、廣岡大志三塁手。
廣岡選手はヤクルト、巨人、そして、オリックスと渡り歩いている苦労人。
何だか親近感がもてる。
試合展開は、オリックスに序盤、3点を奪われる。
しかし、7回に同点に追いつく。
7回から#41 早川太貴投手がマウンドに上がる。
早川投手は異色の経歴。
大学は国立の小樽商科大学卒。
その後、市役所で勤務する傍ら、硬式・軟式チームでプレーする。
先月、フレッシュオールスターに選出されたこともあり、注目の選手。
早川投手が0点で抑え続けたこともあり、延長10回裏に#7 橘八重龍誠二塁手のホームランが飛び出し、サヨナラ勝ちをおさめる。
お立ち台には、サヨナラホームランを放った橘八重選手と早川選手。
2人の笑顔が印象に残る。
前日も3対2でサヨナラ勝ちを収めている。
チーム状況もきっといいはず。
7月20日に行われるフレッシュオールスターに出場する早川投手、#1 増田将馬外野手の2人の活躍を切に願っている。
また、遠征バスを使ったシャトルバスを活用して、観戦しようと思う。