積み重なった書類を整理していると、6月号の雑誌が出てくるゲッソリ

 それは『静岡経済研究所 調査月報 6月号』!!

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 あと数日で6月が終わってしまうというのに笑い泣き

 そこで、急いで読み進める。

  
 特集記事に目が留まる。

 それは、温浴ビジネスを展開する『万葉俱楽部の社長インタビュー』

 その施設を利用したことがないが、私が住む地域にもある施設のため馴染み深い音譜

 また、今年に入って、東京豊洲に『豊洲 千客万来』をオープンし、大繁盛ということを耳にするクラッカー

 その前にも、近未来都市の横浜みなとみらいに、大きな温浴施設を立ち上げたことを記憶している。


 記事を読んで、ビックリしたこと中小企業が学ぶべきことが3つあったので紹介するアップ

<印象に残った内容>
① もともとは、酒屋&写真事業が生業だった。
② 経営方針は ホームランを狙わずに、1点ずつ積み重ねる。
③ スーパー銭湯との差別化。 


 早速、①から見ていく。

 今から約70年前の1957年に静岡県熱海市に酒屋の家業の傍ら、写真事業を始めたのがきっかけ。

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 だから、まず最初は酒屋だったことになる。
 
 その傍らとしていた写真事業が時代の流れにのって、急拡大を遂げて全国展開する合格

 1991年には株式の店頭公開に至る。

 その写真事業が絶頂期だった1997年に今の温浴事業を開始した。

 簡単にまとめると、以下の通り。

 酒屋 → 写真事業 → 温浴事業


 
 続いて、社長の考えである②について触れる。

 多くの経営者は、一発大きなホームランを狙いがちにある傾向にあるショボーン
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 しかし、最終的に生き残っていくには、フォアボール(四球)でもいいから出塁を考え、コツコツと1点ずつ積み重ねることひらめき電球

 1個やってダメなら10個、100個と重ねていくことがこの会社の中で根付いているとのこと。



 最後に③の他の施設との差別化について述べる。

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 スーパー銭湯との違いは、湯河原の源泉を直接、トラックで運んでいること車

 温泉水を使っていることが一番のアピールポイント。

 運搬中のトラックも人目に付きやすいため、宣伝にもなるドキドキ

 

 ここから、私見を述べる。

 やっぱり、この会社が素晴らしいのは、本業の業績が凄く時期に、ほかの事業に進出していること合格

 私が小さい頃、写真業界は活況だった!!

 写真の現像をお願いするために、写真屋さんに行ったことが昨日のことのようだ。

 それが、今ではスマホ1台で撮影できる時代。

 逆に言うと、写真事業だけやっていたら、今の時代には存在しない会社だろうガーン
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 そして、社長の考えが素晴らしいウインク

 2代目社長とは思えない、堅実な考え方グッド!。(スミマセンあせる

 コツコツと1点を積み重ねる戦術は、我々中小企業にも勉強になるウインク


 残念ながら、私の中ではスーパー銭湯に行く文化がないあせる

 だから、万葉俱楽部に足を踏み入れたことがない。
 
 ただ、この記事を読んで、本物の温泉水を使っていることを始めて知った。

 だから、1度は足を運んでみたいと思う!!


 東京豊洲の温浴施設『千客万来』はインバウンド需要も取り込み、メチャクチャ繁盛していることだろうクラッカー

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 個人的には、こういう時だからこそ、次の事業展開が気になる目

 万葉俱楽部株式会社が繰り出す、次の一手に注目していきたいアップアップアップ