久々に野球観戦に行く。
我が静岡県初のプロ野球球団、『くふうハヤテベンチャーズ静岡』の公式戦。
対戦相手は、広島東洋カープの2軍。
昨日まで大雨だったが、今日はうって変わって晴天。
自宅を9時すぐに出発し、清水駅から徒歩で球場に向かう。
試合開始1時間前に球場に到着。
色々と物議を醸している『いなば食品』が命名権をもっている球場。
入口にはくふうハヤテの選手ののぼり旗が歓迎してくれる。
グラウンドに入ると、広島選手のバッティング練習が終了した直後だった。
くふうハヤテの選手やスタッフさんが片付けをしている。
昨日の雨の影響か、グランドの土がかなり湿っているように見える。
広島カープを見るのは、5~6年前に横浜スタジアムで対横浜DeNAの一軍戦以来だと思う。
2軍戦とはいえ、気軽に広島カープ戦を観戦できるのは嬉しい限り。
早速、売店に行って、『ハイボール&静岡おでんセット』¥1,100円を購入。
以前来た時は寒い時期だったので、おでんがメチャクチャ美味しかった。
この日は気温が30℃近かったが、それでもバツグンに美味しい。
冷めても美味しいのが実にいい。
そうこうしているうちに、試合開始のセレモニー。
両監督によるメンバー交換。
広島カープの2軍監督は、高信二氏。
メチャクチャ驚いたのは、広島カープの先発投手。
野村祐輔選手。
広島広陵高校から明治大学へ進み、2012年のドラフト1位。
彼のことは鮮明に覚えている。
なぜなら、当時のドラフト会議では、菅野智之(東海大)、藤岡貴裕(東洋大)と共に『大学ビック3』と呼ばれる。
ここ2~3年は低迷しているが、まだ34才で老け込む年齢ではない。
2016年に16勝3敗とまでは言わないが、もう1度復活してほしいと思う。
走者がいないときに、振りかぶって投げるワインドアップは今では珍しい。
ちなみに、個人的に応援している東北楽天の鈴木大地選手(東洋大卒)とも同級生。
そして、もう1人注目する選手が登場する。
その名は中村奨成選手。
この選手も、広島広陵高校から2017年のドラフト1位。
走攻守揃った捕手として期待されたが、伸び悩む。
この日も左翼手として途中出場。
しかし、流石は中村選手。
彼の一振りはグングンと伸びて、左翼席に吸い込まれる。
逆転のホームラン。
やはり、何か『持っている選手』だと十分に思わせる。
今後の活躍に期待したい。
試合は広島が8対7で逆転勝ちをおさめる。
一時期は、くふうハヤテが5対0で圧倒していた。
しかし、2アウトからたった1つのミスでズルズルと差がなくなっていく。
そして、最後のとどめは、中村奨成選手の逆転ホームラン。
やはり、2軍とはいえ、既存のプロ野球チームの底力をまざまざと見せつけられる。
くふうハヤテは、試合後のミーティングもそこそこにして練習の準備が始まる。
試合終了時間は午後4時。
まだまだ日が暮れるまでは長い。
ぜひ、選手1人1人にはさらなる成長を期待したい。
一方の広島ベンチ側は試合後のミーティングをやっている。
ベンチ上には、カープファンが多く集まっている。
いわゆる『カープ女子』の姿もちらほら。
わざわざ静岡まで来てくれて嬉しいものだ。
帰宅後、ある情報を入手する。
JR清水駅から、くふうハヤテの選手バスが送迎してくれるということ。
普段は遠征のために使うバスだが、使わない日はファンの送迎をおこなっている。
次回訪問する際は、このバスを使ってみようと思う。