自宅から徒歩数分内に映画館がある。
この日はサービスデイ。
通常2,000円のところ、1,300円で鑑賞できる。
ネットで上映中のモノを調べていたところ、『あぶない刑事』を見つける。
自身がまだ中学生ぐらいの頃、TVドラマで観ていたことを思い出す。
メチャクチャ、タカ役(舘ひろし)、ユージ役(柴田恭兵)がカッコよく、憧れたことが懐かしい。
若かりし頃の仲村トオルや浅野温子の演技も忘れられない。
そして、何夜も個人的には大好きなのは、タカ、ユージの上司にあたる中条静夫との掛け合い。
2人に対して「大バカ者!」と怒鳴りつける姿がメチャクチャ好きだった。
そんな思いを胸に秘め、映画館に足を運ぶ。
映画館内に巨大なポスターが貼られてある。
舘ひろし、柴田恭平、浅野温子、仲村トオルの4人の姿が実に懐かしい。
館内には、私を含めて3人だけ。
座席は、後ろから2番目の『J7』を選ぶ。
映画の感想を述べる。
はっきり言って、話の展開・ストーリーはあまり面白くなかった。(スミマセン
)
ただ、舞台である横浜の風景が素晴らしい。
みなとみらい、横浜中華街、コンテナターミナルなど、ロケ地がすごくいい。
特に、2人が設立した探偵事務所の立地がいい。
事務所の屋上から横浜スタジアムが近くに見える。
屋上でウィスキーを傾ける姿がカッコ良すぎる。
そして、舘ひろしと柴田恭平のスタイルが昔と変わらないことに驚く。
2人とも70才を超えているにも関わらず、アクションシーン、走る姿、拳銃発砲シーン、バイク運転など、キレまくっている。
自分も2人のような歳の取り方をしたいものだと思った。(無理か)
TVドラマで観ていた時の仲村トオルは新米警察官。
今回は当時の中条静夫氏がやっていた課長役として登場。
しかも、仲村トオルも数年後には定年を迎えようとしている。
時が経ったのだと感慨深い気持ちと共に一抹の寂しさがある。
それにしても、この映画は、あまり深いことを考えずにエンタテイメントとして観るには最高だった。
これからも、舘ひろし&柴田恭兵(タカ&ユージ)が今のまま元気でいてもらいたいと思い、映画館を後にする。