今回は今までの趣向と異なる。
私の独断と偏見であることをお許し願いたい。
最近、妻との会話で自分のあることに気づいた。
それは、お互いが何に対して『カッとなる』『イラっとする』『頭にくる』かについて。
要は、自分の中で何に対して、怒りのスイッチが『ON』になるかである。
最近、以下の3つに対して、自身が嫌悪感を感じることが分かった。
① 相手のことは気にせず、自分中心な発言や行動をする人。(デリカシーのない人)
副業で働く障害者福祉施設のある利用者の母親。
この母親は80才を迎えようとしている。
この母親は、施設に事前連絡がなく、突然やってきて面会を求める。
いつも、両手に大量の飲み物(ジュース類)、期限が迫った菓子パン類を持ってくる。
その訪問してくる時間が困ってしまう。
大体が、昼食前の正午近く。
職員が総出で準備等をしている最中である。
母親:「気にしないでください。私は私でやりますから。」
職員:「・・・。」
我々も、素直に「そうですか、ではお母さんだけでお願いします。」とも言えない。
なぜなら、その利用者は強度行動障害がある。
分かりやすく言うと、他害(他人への暴力)。
それも、予期せずにいきなり発生する。
そうした場合、職員が数人で対応しなければいければ収拾不可能。
この利用者は体が大きく、パワーも桁外れ。
したがって、猫の手も借りたいぐらい忙しい時に訪れるため、我々職員は頭を抱えてしまう。
確かに、母親の立場に立ってみると必死だと思う。この母親は重大な持病を抱えた高齢者。
子供(利用者)とも、これからも多く会えるとも限らない。
したがって、せめて職員が対応できる時間を事前に聞いてから訪れて欲しいと思う。
② 口ばかりで動かない人。
この4月から施設長が交代した。
どうしても、新旧の施設長を比べてしまう。
新設長は施設内の故障個所や不具合なことをドンドン改善してくれる。
休日の日もDIYを行っている。
したがって、施設長室にほとんどいない。
だからと言って、考えが甘いかと言ったらその逆。
しっかりと福祉に関する法令等を読み込んでおり、我々にも分かりやすく落とし込んで話をしてくれる。
一方、前施設長は、施設長室にこもりっきり。
ここ数年は、出勤するとまずはNHKの連続ドラマ小説を観ることから始まり、読書などをして過ごし、この施設の昼食を食べたり。そして食べ終えると、午後から他の施設へ移動するというパターン。
決して、現場の様子を観るようなことはしない。
唯一の利用者とのかかわりがありそうな昼食も利用者と食べることは一切しない。
それでいて、会議では立派なことを語る。
ある若者の職員曰く
職員:「向こう(午後に行く施設)は弁当だから、ここ(この施設)には、お昼ご飯を食べに来ているんじゃないですか?」
私:「・・・」
いくら正しいことで立派なことを語っても、その人の行動を見ていると説得力はゼロ。
話せば話すほど、空しさが倍増して聞こえてしまう。
③ 名誉や権力に執着する人。
これも、我が福祉施設の前施設長。
数年前の私との会話。
私:「自身の運営する会社の経営をメインにしたいので、4月からは正規職からパート職に切り替えたいと思います。」
施設長:「じゃあ、ライオンズクラブかロータリークラブに入るのかな?」
私:「・・・」
まさかの2つの裕福層向けの団体入会の話。
彼自身も、各種団体の会長などの名誉職が大好き。
そのため、ここ数年、我が施設の施設長の仕事は、副施設長に丸投げ。(全然、回っていない
)
とっくに70才を超えている今現在も、4月から異動先の施設長をやっている。
県知事賞を受賞したので、次は叙勲や褒章狙いかと勘ぐってしまう。
経済界でも、経団連、経済同友会等の財界活動にはもの凄く意欲的な人がいるという。
『同じ穴の狢(ムジナ)』といった感じ。
ある年齢に達したら、スパッと役職を辞めて、後進に譲るという勇気が必要だと思う。
恋々と権力や名誉にしがみついている人を見ると、哀れに感じてしまう。
以上、3つを書いたが、前施設長は『イラっとする』ことの2/3に該当する。
だから、前施設長の言動や発言にいちいち反応してしまう自分がいることに今更ながら気づく。
私ができる対策としては、これらの3つのことを持っている人と巡り合った場合は、そっと避けるようにしよう思う。
今回、色々とディスってしまったことをお許し願いたい。(スミマセンでした
)