不動産投資をはじめて今年で19年目。
そこで、今までの不動産投資について振り返ると共に、現在のローン状態を分析してみる。
最初の物件を購入した19年間前は自身が公務員時代。
土地を購入して、その上にセ〇ス〇ハ〇ムのアパートを建てる。
当時、土地代が2,000万円、建物2,800万円、合計4,800万円。
地鎮祭では私が3歳の長女と手をつなぎ、妻の背中には次女を背負いながら行った。
繰り上げ返済を繰り返し、約13年で完済。
それから、公務員を辞め、退職金全てをつぎ込み3階建商業用ビルを購入。
そのビルは、1階しか入居していない状態の『不良物件』。
『不良物件』の名付け親は、地元自治体の税務課職員。(もはや名言)
それを満室に変身(優良物件となる)させ、そこから怒涛の勢いで物件を増やす。
戸建て3棟、テナント1棟を新築。
ほどなくして、中古アパート2棟、中古商業用ビル1棟を購入。
ここで、カボチャの馬車問題などのスルガ銀行の不正融資が発覚。
不動産投資業界の冬の時代を迎える。
我々も多大な影響を受け、しばらくの間、購入がストップする。
その後、極小中古アパート1棟を購入し、昨年には念願の中古マンション1棟を購入。
ただし、昨年には一番最初に購入したアパートを売却したため、今現在の所有物件は10個。
なお、6年前には自宅を購入する。
この自宅も将来的には賃貸物件に出す可能性もあるので、個人、法人を合わせた物件としては正確には11棟となる。
以上が不動産投資(自宅も含む)の足跡。
前置きが長くなって大変スミマセン。
ここからがメインとなる。
今まで購入した物件の総額(自宅を含む)は、約3億円弱。
金融機関からの借り入れ総額は『約2億5千万円』(返済済みで売却したアパートは除く)。
その残債が今現在、どのくらいなのか気になるので調べる。
私の予想は『約2億円』。
正解は『約1億8千万円』。
そして、2か月後には商業用ビルを完済する。
すると、残債は『約1億6千万円』となる。
って言うことは、借入当初と比べて、約1億円返済したことになる。
その額を見て、夫婦でビックリする。
妻:「やっぱり、『時は金なり』のことわざがピッタリだね。時間がどんどん返済してくれるね
。」
私:「これからは健康で長生きしなければいけないね。」
ここで冷静になって、返済額を見ていく。
すると、返済期間が20年以下の減り方が凄まじいことが分かる。
逆に、自宅を含めて返済期間が30年以上の長い物件は中々減っていない。
妻と話し、返済期間が異なっているのは、それはそれで色々とメリットがあると納得する。
今のところ、我々の方針としては、物件を増やそうとは考えていない。
現在所有する物件にしっかりと目を向けて、メンテナンスを行っていく。
ただ、物件の買い替えや、建て替えの可能性は十分にある。
将来的に様々な選択肢があり、色々な可能性があって楽しみ。
今回、金融機関には申し訳ないが、借入を減らすことも楽しいと思う。
これからも、定期的に残債を確認していきたい。