もの凄く印象に残った動画を観たので紹介する。
偶然、日本史が好きな私が目にしたもの。
それは、歴史学者の磯田道史氏の話。
磯田先生はNHK大河ドラマ『西郷どん』の時代考証でも有名。
その中でのAIと人間の関わりについての話。
<話のポイント>
① 歴史学者の職業さえもAIに奪われてしまうかもしれない。
② AIができないことは、情緒や情動。
恋愛、感動、喜びなどは、AIにはできないこと。
③ AIは仕事はするが、『所有』はできない。
AIは土地、建物を所有することができない。
①、②については今さら話をするまでもないので割愛する。
③のことが非常に印象に残ったのでもう少し深堀りする。
AIはメチャクチャ仕事ができる。
医師や法律家(裁判官、検事、弁護士等)の仕事さえも奪ってしまう勢い。
ただ1つAIができないことがある。
それは、モノを所有すること。
人間がAIを所有することはできるが、AIはモノを所有することができない。
AIは土地・建物から賃料収入を得ることができない。
磯田氏曰く
「一生懸命勉強して大学を出た人が苦労して、遊んでいても田園調布に土地を所有する人が楽をしているって、何だかな。」
以上のことを踏まえて、私見を述べる。
まずは、『AIは(モノを)所有できない』って話に納得。
AIと将棋、囲碁、チェスの真剣勝負は、実力ある棋士でさえも負けてしまう時代。
AIは睡眠、食事、娯楽時間も必要ない。
何の勝負でも我々は負けてしまう可能性が極めて高い。
そこで、同じ土俵に上がらないことだ。
AIは所有できないってことは、我々が所有すればいい。
『価値ある土地、建物から賃料を得る』=不動産賃貸経営。
大地主ではない我々は、イチからはじめなければならない。
不動産賃貸経営って、楽な仕事って思われがち。
しかし、そんなに楽でもない。(でも楽かな)
ただ、磯田道史氏の動画から大変元気と勇気をもらった。
今日の結論、AIと勝負しま『せん』。