昨年11月上旬に1型糖尿病と判明。
判明してから半年が経過する。
病名が診断された当日からインスリン注射を開始。
左上腕には常時、血糖値(正確にはグルコース値)を計測できる医療器具を装置する。
昨年12月からは、糖尿病専門医院への定期検診が1回/月となる。
先日、4月の定期検診に行く。
定期検診に切り替わって、5回目となる。
病院では検尿を行い、体重、血圧を測った後、採血が行われる。
これらの一連の流れは慣れたもの。
それから、看護師による問診、最後に院長先生との問診となる。
看護師による問診では、
看護師:「インスリン注射は忘れずに打っていますか?」
私:「1度も忘れたことはありません。ただ、先月から院長先生の許可が出たのでウォーキング、ジョギングを再開しました。その時に、低血糖になることがあったのでブドウ糖を補給しました。」
看護師:「身体を動かす際には、食後のインスリン注射の単位を変えていますか?」
私:「特に午前中の運動の時は、単位を減らしています。」
看護師:「しっかり自分でコントロールできているようですね。」
1か月のグルコース値の範囲を示した表を見る。
正常値(目標値)は、86%で前回(3月)と変わっていない。
看護師によると、正常値が86%もあれば十分とのこと。(ホッとする)
最後の院長先生との問診。
3月、4月の1日中のグルコース値の平均の動きを示したグラフを見ながら話をする。
<4月における日中のグルコース値の動き>
<3月における日中のグルコース値の動き>
院長:「3月と比べて、食事後のグルコース値の上昇が緩やかになってきているね。」
私:「これまで、朝食後に急上昇する時があったので、(インスリン注射の)単位数を変えています。」
院長:「それは結構なことです。それと、夕食後の上昇が抑えられていてきているね。ヘモグロビンA1cの値も6.2%と低下して良かったね。」
この歳になっても、医師に褒められると嬉しいものだ。
これからも頑張っていく励みになる。
半年前を振り返ってみる。
まず、11月末におけるグルコース値の範囲。
超高(>250mg/dL)が、99%。
高(181~250mg/dL)が、1%。
正常値は何と、0%。
とてつもない数値をたたき出していたことが分かる。
11月中の1日のグルコース値の動きに至っては、もはや測定不能。
ヘモグロビンA1cの値は、11.7%。
当時はコトの恐ろしさを理解できていなかった。
当時、院長から以下のことを言われたことを思い出す。
院長:「もう数日(通院が)遅れていたら、どこかで倒れて昏睡状態になっていたかもね。」
その意味が分かったような気がする。
あるサイトで調べたのだが、一型糖尿病患者の平均寿命は、健康な人と比べて11才低いという結果があるという。
まあ、単に長生きをしたいとも思わない。
だが、できることなら『できるだけ長く健康寿命でいたい』と思う。
そのためには、月並みだが、飲酒や食べ物には気をつけていきたいと思う1日となった。