約半年ぶりに山歩きの計画を立てる。
昨年11月に持病になった1型糖尿病が判明して以来。
先月の定期検診でにおいて、院長先生から、
医師:「ぜひ、身体を動かしてください。ただし、低血糖には気を付けてください。」
との言葉をいただいた。
そこで、4月に入り、温かくなったため、桜を見ながらの山歩きをする。
この日はポカポカ陽気。
多少風はあるものの、山歩きには絶好の日。
今回のコースは、以前も歩いたこともある『沼津アルプス縦走』。
5つの山はそれぞれは低山ではある、中級者コースと言われている。
その理由は勾配がキツイ。
鎖(くさり)やロープが張られている場所が多々ある。
過去歩いた際には、縦走時間が3時間30分だった。
今回は久しぶりなこと、そして、持病持ちとなったことを考慮し、5時間程度を目安にする。
最寄りの駅から歩き始める。
最初の山、香貫山(かぬきやま)山頂には午前10時30分頃到着。
この山の途中で、富士山と桜のコラボレーションがキレイだったので思わず撮影する。
香貫山頂付近に、福島県三春町から寄贈された桜がキレイに咲いている。
山頂付近もそうだが、ここでは、家族、カップル、犬の散歩、写真愛好家など多くの人が訪れてにぎわっていた。
『お弁当や飲み物などの移動販売をすると儲かるのに』と一人で空想しながら歩き進める。
っとその時、糖尿病センサーが作動し、『低血糖』であることを伝える。
グルコース値を見ると、60mg/sL。
70mg/dLより下の数値が『低血糖』。
すぐに、ブドウ糖を食べると共に、早めの昼食とする。

まだ11時前のため、周囲の人は昼食の準備をしていない。
そのため、机のあるベンチは独り占め状態

駅近くのスーパーで、いなり寿司と海苔巻セット、一口サンドイッチを食べる。
お腹を満たして、再出発

2つ目の『横山(よこやま)』には、11時30分に到着。

比較的ゆっくりと歩いているため、この時点ではまだ、疲れていない

3つ目の徳倉山には12時30分頃に到着。
この山頂のすき間から、富士山が見える

富士山頂に、かさ雲がかかっている。
ってことは、明日は雨模様


次の『鷲頭山(わしずやま)』に向かうが、この時点から足の疲労がたまっていることに気づく

いつもなら、軽い足取りなのだが、この日はすごく重く感じられる

鷲頭山頂に向けての急こう配が凄くキツイ

ゆっくりと歩を進める。
13時頃、鷲頭山頂に到着。

次の大平山が最後の山。
鷲頭山から大平山までの尾根の幅が狭い

足が滑らないように細心の注意を払いながら進む。
この途中で、中年女性1人と遭遇する。
その人は下山コースの分岐点に立っている。
私:「大平山はこちらのルートですよね。」
女性:「そうですね、大平って書いていますから。」
私:「では、お先に失礼します。」
女性と会話を終え、私が先に大平山方面と思われるルートを進んでいく。
しかし、歩けど歩けど、山に登る気配がない。
ただ単に下山してるだけのような感じ。
そこで、登山のアプリで確認すると、大平方面への下山ルートであることが判明。
すぐに、折り返して歩いてきた道を引き返す。
これがかなりの急こう配

途中で、先ほどの女性と再会する。
私:「どうやら、(このコースは)下山ルートです。」
女性:「そうでしたか、また戻らないといけませんね

私:「そうですね、頑張りましょう

約15分で元の分岐点に到着し、正しいルートで大平山を目指す。
早い時点で気が付いて本当に良かった。
あのまま下山したら、私だけでなく、女性の方も困ったはずだ

多少の寄り道をしたが、14時頃に大平山頂に到着。

5つ山を歩き終え、駿河湾に向けて下山する。
下山して約30分で海に到着。

海の向こう側には、アニメ『ラブライブ』で有名な淡島、淡島ホテルが見える

手前には釣りをしている老人がいる。
さっきまで山歩きをしていたとは思えない風景。
『山と海』といった対照的な風景を目の当たりにできて嬉しい限り


駅方面行のバスを待っている間、海を見ながら、服を着替え、登山靴を脱いでサンダルとなる。
そんなことをしていたら、バスがやってくる。
バス乗車中、『ヘルスケア』を確認する。

<メンタルヘルス>
・歩いた距離:16Km。
・上った階段:277階。
・歩数:約2万5千歩。
久々に体を動かしたと感じられる充実感

この後、自宅に帰ったらシャワーを浴びて、登山靴の手入れ、洗濯をしようと思う。
アルコールを口にするかどうかは、それから考えよう。(多分飲むだろう

今日も充実したよい1日だった


