私が副業で働く福祉施設の話。
先週、ショートステイの男性を受け入れる。
1泊2日の利用だった。
その男性が帰宅後に発熱し病院での検査の結果、コロナ感染と判明。
すると、施設内の70才の入居者が発熱する。
抗原検査でコロナ感染と判明。
すると、続々と男性利用者が発熱する。
2日で男性5人、女性1人、計6人の感染が認められる。
この日、私も勤務だったのだが、持病(Ⅰ型糖尿病)があるため、直接入居者とのかかわりを止め、バックヤードの仕事に専念する。
<バックヤードでの主な仕事内容>
・入居者が立ち入らない場所の清掃。
・本来、夜勤者が行うパソコン入力。
・洗濯、衣類の整頓。
・ゴミ類の片付け。
・入居者用の食事の仕分け。
この日の勤務後、2日間の連休だった。
そして本日、勤務のため施設内に入る。
すると、入り口のボードには、利用者16人の陽性反応が出たとのこと。
それ以外に、正規職員2人の陽性も判明。
昨日の段階で自治体の福祉課にも連絡済み。
私は3日前と同様、バックヤードの仕事を始める。
勤務開始から3時間が経過し、パソコン入力を行っていたところに、管理者と男性主任の2人が私のもとにやってくる。
主任:「@@さん(私)、今後の勤務について相談です。このような状況(クラスター発生)なので、勤務はどうされます?」
私:「職員も感染したことが判明し、心配になりました。今の身体(持病持ち)で感染することは非常にリスクが高いです。年休をいただいてもいいですか」
管理者:「そうしてください。@@さんは、4月から勤務体系が変わますね。」
主任:「4月7日(日)からの勤務の方が安心ですね。」
私:「もしよろしければ、そうしてください。」
管理者:「分かりました。前日の土曜日の段階で施設内の様子を電話でお伝えしたいと思います。」
私:「では、今から年休をいただきたいと思います。」
4月1日の年度当初から年休取得となった。
しかも、6連休となる。
今までの人生でこんなに休んだことがなかった。嬉しいやら、何をしたらいいやらと複雑な心境。
コロナ陽性と判明した利用者16人のうち、誰も重篤化に至っていないとのこと。
このことは、不幸中の幸い。
それにしても、ショートステイ利用者1人をたった1泊受け入れただけで、クラスター発生に至るとは、ビックリ。
それからというものの、普段の通常活動はもちろんのこと、歯磨きや入浴も全くできていない状態。
3年間にも同様にクラスターが発生して以来、2度目の出来事。
いくら、コロナが第5類に移行したからと言って、油断できないことを如実に物語っている。
今後のショートステイの受け入れについて一石を投じた出来事だ。
さて、さて、これから6日間、私はどのように過ごすか、じっくり考えようと思う。