久々に映画鑑賞に行く。
なぜ映画館に向かったと言うと、この日は割引料金の日だから。
通常¥1,900円/人のところ、この日は¥1,300円/人で鑑賞できる。
この日は偶然にも家族4人全てが家にいる。
そこで、声をかける。
私:「今日は映画鑑賞サービスデイの日だよ。みんなでいかない?ドラえもんもやっているよ。」
次女:「いいね、行きたい。」
長女:「みんなが行くなら。」
妻:「せっかくだから行こうか。」
家族全員の意見が一致し、午後3時台の映画を観ることにする。
妻、長女、次女の3人は『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』を観るとのこと。
私は同じ時間に上映する『身代わり忠臣蔵』にする。
忠臣蔵を題材にした歌舞伎や舞台は、定番中の定番。
『仇討ち』という心意気は、日本人の心をわしづかみにする。
ただし、この映画は完全にパロディ。
脚本は、『超高速!参勤交代』、『引っ越し大名!』を生み出した土橋章宏氏。
どちらの映画も観て面白かったので期待大。
早速、映画の感想を述べる。
※ ネタバレしないように気をつけます。
残念ながら、期待したほどの面白みを感じなかったというのが正直な感想。
確かに、1人2役の主人公を演じたムロツヨシの演技はよかった。
しかし、主人公が演じる坊主姿や立ち振る舞いは、お笑い芸人の極楽とんぼの1人にしか見えない。(スミマセン)
もう1つは、いくら嫌われ者の首とはいえ、生首をラグビーボールのような扱いに違和感を感じてしまう。
ただ、演技の良さが光っていた2人の役者がいる。
1人目は、旧赤穂藩士役の星田英利の風貌や演技。
その容姿は、映画「男はつらいよ」の源公役、佐藤蛾次郎を彷彿させる名わき役。
もう1人は、徳川将軍の側用人をつとめる柳沢吉保役の柄本明氏。
世間からの嫌われ役を上手に演じている。
一方でバカ殿様役の志村けんとも楽しいコントができる。
幅広い役をこなすことができる名役者だと感じる。
映画鑑賞を終え、家族とも合流する。
ドラえもんは、「面白かったよ。」とのこと。
まあ、割引料金(サービスデイ)としては良かったと思うことにする。
しかも、映画館と自宅は徒歩数分の距離。
楽しいひと時を過ごすことができたことに感謝。
家に帰って、家族全員で夕食を食べようと思う。