長女と次女、そして私の3人で、引っ越し先の東京に向かう。
今日は引っ越し業者によって、長女の学生時代に過ごした荷物が運ばれてくる日。
新しいマンションに到着後、すぐに外出する。
まずは、転入届、マイナンバーカードの住所変更を行いに区役所の出張所に向かう。
出張所までの道中、新潮社、旺文社(英語検定)などの出版社のビルが立ち並ぶ。
区役所は長女の勤務場所。(区は違うが)
区役所職員の働きぶりに興味津々。
長女:「受付の方の対応がすごく良かった。ただ、隣で生活保護のような人の対応が大変そうだった。」
私:「どの仕事も大変だよね。」
約20分で手続きが終わったため、その足で警察署に向かって、運転免許証の住所変更を行う。
手続きを待っている、たった数分間に、以下のことを目にする。
・弁護士らしき背広を着た男性が「面会にきました。」と言う。おそらく、逮捕・拘留されている人と会うのか?
・何でもない普通の若い私服の女性が、いきなり入口の守衛さんに警察手帳を見せ、すたすたと中に入っていく。
・奥の方から、「麻布十番で刃物を振り回している・・・」と警察無線らしき声が聞こえる。
やはり、警視庁管内では静岡とは比べ物にならないくらい色々なことが起こるのだと感心する。
一方、次女は、池袋の予備校までの最適な電車の手順を実際に確認する。
地下鉄から1回だけ乗り換えるとのこと。
日を改めて、もう一つの道順を試すようだ。
3人が合流し、引越し業者が15時到着予定。
そこで、マンション近くのタイ料理店に3人でランチに向かう。
前菜が運ばれてくる。+(プラス)¥100円でグリーンカレーが付いてくる。
このカレーも超美味しい。
チキンがゴロゴロと入っている。
私はランチメニューのパッタイ(タイ風焼きそば)を注文する。
麺は、ホォーのような食感。
ピリ辛でメチャクチャ私好み。
長女と次女はランチメニューのトムヤムラーメンを注文。
味見をさせてもらう。
こちらもピリ辛の中にもココナッツの風味があり、美味しい。
マンションに帰って、一息つくとガス会社の方が訪れてくる。
ガス開栓の立会い。
約10分で作業が終了する。
それからしばらくして、引越し業者から入電。
こちらに向かっているが、交通渋滞等で少し遅れるとのこと。
予定時間より遅れて到着する。
若い女性リーダーのもと、計3人での作業。
マンションに面した道は、狭い上に一方通行。
2tトラックを何度も動かしながらの作業。
まずは、大物の家電類が運び込まれる。
壁にぶつからないように細心の注意を払いながら運び込まれる。
特に、ベッドの位置を先に決めておかなければいけない。
どちらが頭の方にするかも重要。
間違ってしまったら、玄関から直接目が合うことになってしまう。
その後、次々と段ボールが運び込まれる。
運び込まれるたびにリーダーが番号を読み上げる。
その番号を長女がチェックしていく。
作業が始まって、約1時間30分で終了。
浜松は11畳と広かったが、東京はそうはいかない。
しかも、長女と次女の2人が生活する。
荷物は極力増やさない方がいい。
引っ越し業者が引き払ってから、梱包されたものを開けていく。
私はカーテンの設置、洗濯機の取り付けなどを担当する。
約1時間で大方の作業は終了する。
時計をみると、18時を過ぎている。
天気が良くなかったため、外は既に暗い。
私はこれで帰ることにする。
2人に見送られながら、マンションを後にする。
徒歩2分で最寄り駅に着くが、その道中に品のよさそうな居酒屋が何件も目に付く。
焼き鳥5本盛り合せで¥715円(税込)などの張り紙があり、どのお店もそんなに高くなさそう。
次に来るときは、家族で暖簾をくぐってみたいものだと思いながら帰途につく。
帰宅ラッシュと重なり、東京駅は大混雑。
何とか21時前には無事に自宅に着くことができた。
浜松を引き払って、東京へ引っ越してくることができた。
まだ、引っ越し先で細かいことはあると思うが、子どもたち2人で力を合わせて頑張ってほしいと思う。
簡単に夕食を済ませ、シャワーを浴びてベッドに潜り込む。
『子供たちの未来に幸あれ』と願いながら眠りにつく。