図書館に借りた本を返却しに行く。
返却後、ぶらぶらと雑誌コーナーを歩いていると気にる雑誌が目に飛び込んでくる。
手に取っていくと4冊になってしまった。
<手に取った雑誌>
・PRESIDENT 2023年8月4日号
・AERA 2023年12月18日号
・日経ビジネス 2023年12月18日号
・週刊東洋経済 2023年12月23日号
どれも知的好奇心をそそる内容であったため、あっという間に読んでしまう。
その中でも特に印象に残ったものを紹介する。
それは、『PRESIDENT 2023年8月4日号』の記事。(少し古い時期でスミマセン)
表紙に、『≪最新版≫低予算からの不動産投資ガイド』と書いてあったのが気になる。
記事の解説は、さくらいふ不動産の木村洸士氏が担当。
木村氏については、今までに何度か目にしている。
特集では様々な投資方法が取り上げられていて、その中の1つとして『不動産投資』が扱われている。
木村氏が推奨する初心者が行う不動産投資は、ずばり、『トライアングル』方式。
<トライアングル投資>
①築古戸建て(リフォームする)
↓
②新築アパート
↓
③中古アパート
↓
① 築古戸建て(リフォームする)
↓
② 新築アパート
↓
③ 中古アパート
↓
(繰り返し)
記事では、各物件(戸建て、新築アパート、中古アパート)を購入する際に注意する項目が細かく明記してある。
そして、『区分所有マンションの落とし穴』は、不動産投資において非常に注意すなければいけない(ススメられない)ことを解説している。
この記事を読んでの私見を述べる。
記事の大部分は、大変納得することが多々ある。
特に、初心者がまず最初に買う物件を『築古戸建て』と推奨しているところがいい。
ただ、個人的には、その後は『新築アパート ⇒ 中古アパート ⇒ 新築アパート⇒・・・』と忠実に守る必要はないと思う。
その時々でよい物件があったら、新築や中古にこだわらない方がいいと個人的には思う。
もっと言うと、アパートだけではなく、マンションやテナント、店舗、ビルなども視野に入れてもいいだろう。
ただ、木村氏が注意喚起している、『区分所有者マンション』は避けた方がいいことは、私も同感。
そして、最後に印象に残った1文があった。
『不動産投資で多くの人がつまずく重要なポイントは1つ。融資を含めた手元資金が枯渇し、物件を買えなくなることです。せっかく不動産投資をしようと思っても、最初の1物件を買うだけで資金が尽きてしまったら、空室リスクも高く、収入を安定させることは難しくなります。あらかじめ、「どの不動産を」「どの順番で買い進めていくか」を考えておく必要があります。』
上記はことは含蓄のある言葉だ。
ただ私の肌感としては、つまずく以前の話。最初の不動産投資を買わない人(買えない人)が9割以上いるような気がする。
このご時世、リフォームやリノベーションする際の工事代金も高騰している。
築古戸建てを購入する際は、今まで以上にしっかりと吟味する必要があるだろう。
そう考えると、投資目的で不動産を考える人にとっては、敷居が高いのかもしれない。
色々と考えさせられる記事であった。
今後も図書館に行った時は、定期的に雑誌コーナーに足を運びたいと思う。