長女は今春、大学を卒業し東京で就職する。
そこで、東京での部屋を探しに行く。
事前に、2つの不動産仲介業者に連絡を入れて紹介してもらう。
当日は朝7時発の電車に乗り込む。
疲労を考慮して、グリーン車の乗車券を購入。
1つ目の店舗には、ちょうど開店の10時に到着。
事前にメールで本人の思いや意向とSUUMOの中から気に入った4物件を送っている。
店舗には3人が待機しており、我々には店長が対応してくれる。
事前に送っていた4つの物件のマイソクをプリントアウトしてくれて準備していていた。
店長:「これ以外にも、お客様のご要望に合いそうな物件を3つ用意しました。」
テーブルの上には全部で7つのマイソクが揃う。
それぞれを1つ1つ丁寧に説明してくれる。
店長が説明をしてくれている間に、1つの物件がネットから消えたことが判明する。
急いで、店長がその物件を扱っている業者に電話する。
店長:「今、この物件に申込が入ったため取り下げたとのことです。申し訳ありません。」
その物件は、インターネット無料で¥6万3千円。
実質、5万円台の物件。
ただし、難点としては部屋に洗濯機がなく、1階の共用部分に設置してあるモノを使うシステム。
この物件は大学、駅にも近く、アクセスがよかった。
同じような理由で候補から消えたのは、『洗濯機置き場はベランダ』という物件。
室内に洗濯機がなく、ベランダに設置してあるとのこと。
夜、洗濯機を回したときに隣人から苦情が入る恐れがある。その逆もしかり。
我々のような静岡の地方での物件では、室内に洗濯機があるのは当然。
しかし、東京(山手線内)では、人気ワードとして堂々と、『室内洗濯機置き場』と書かれていることに驚く。
続いて候補から消えた物件は、『定期建物賃貸借契約』。
いわゆる、『ていしゃく』。
私:「これは2年更新の定期借家契約ですね。」
店長:「そうです。今のところ、大家さんは6年後に建て替える予定です。」
簡単に言うと、大家さんは建て替えの準備に入っていること。
っていうことは、2年後に更新できずに『退去しなければいけない』事態も想定される。
4つ目は、築年数は7年と浅くてキレイだが、間取りが狭すぎる。
ベッドを置くと、動けるスペースがほとんどない。
やはり、一長一短
といったところ。
このようにして、店舗で7つの候補から4つが消えた。
ここまで約1時間を要す。
さあ、いよいよ残った3つの物件を実際に内見に向かう。
1つ目は最寄り駅から徒歩2分。
マンションの2階でオートロック式。
室内もキレイにリフォームされている。
ただ1つ難点を言えば、窓が東・南向きではないこと。

室内は1つ目と同様にキレイになっていて、申し分ない

しかも、ゴミ置き場は24時間365日、いつでも捨てることができる

ただし、最寄り駅まで徒歩7~8分。
しかも、かなりの坂道となっているため、行きは10分程度かかるだろう

3つ目はアパートの2階部分。
日当たりはバツグンによい

大学生なら全く問題ないが、同じ値段で他の2つのマンションと比べたら

3つ目のアパート物件の内見を終えたところで案内してくれた店長と別れる。
私:「昼食をはさみ、この周辺を歩いてみます。その後、店舗に伺いたいと思います。」
店長:「分かりました。お待ちしています。」
昼ご飯は、タイ料理を選択

ランチタイムメニューが¥1,080円。
生春巻きサラダを3人で分ける。
とても美味しく大満足

その後、長女が気に入った第1希望の物件の周辺を散策する。
オシャレな街並みと共に、歴史を感じる寺社仏閣も数多い

さて、長女が選んだ物件はこの3つのうちのどれか1つ。
そのことについては次回のお楽しみ
