今回は私が住む地域の話。
自宅のあるエリアは、駅近に位置している。
最寄り駅まで徒歩5分以内。
しかも、路線の中でも主要駅としての位置付け。
また、自治体が発表しているハザードマップでも、各種災害の対象外。
それにもかかわらず、ここ数年、空き家が増え、世帯数が減っているという由々しき事態。
前回、自治会の役員(組長)をやっている時、他の役員から以下のことを聞いた。
役員:「前は100世帯以上あったが、今では90世帯にまで減ってしまった。」
そんな矢先、先日、現在の自治会役員が私の家を訪ねてくる。
役員:「@@さん(私)は、本来なら2年後に役員が回ってくるところでした。しかし、本来やるはずの〇〇さんは今年80才になるから辞退したいとの申し出がありました。もう1人は来年度の自治会副会長に就任するため、キャンセルとなります。ですから、@@さんに役員が回ってきました。」
私:「そういう事情では仕方ありません。(役員を)引き受けたいと思います。」
今回でこの地区における自治会の役員をするのは2回目。
しかも、前回は3年前。
オリンピックでさえ、4年に1度の間隔。
ただ、幸運にも、自治会の役員の仕事はそれほど大変ではない。
しかも、来年度から副業の福祉施設での勤務体系が週4日勤務となる。
週3日の休みは、我が会社(法人)のことや、自分の時間に充てられる。
したがって、その時間の一部を自治会の仕事に充てるだけでよい。
それよりも、自治会の高齢化と世帯数減少が気になる。
我々の自宅がある駅近のエリアでさえも、深刻な問題ということは、それ以外のエリアは想像に難くない。
昨年、地域のイベンドで元自治会長の男性と話したことがある。
私:「これだけ人数が少なくなっているのですから、他の地区と統廃合したらどうですか?」
元会長:「そのことは自分が会長だった時に、まさに@@さん(私)が言ったことについて動いたんだよ。でも、組費や補助金の関係でどうしても上手くいかなくて頓挫してしまったんだ。口では簡単だが、実際に動いてみると難しいんだよ
。」
私:「そうなんですね・・・」
この元会長は非常に聡明な人であることは話せば、すぐに分かる。
その元会長が、『頓挫してしまった』『難しい』というのだから、本当に困難なことなのだろう。
以上のような経緯で役員が回ってきたのである。
まずは、新旧役員引継ぎのための会合が2月上旬に開かれて、実質スタートする。
来年度、自分なりにやれるだけのことはしっかりとやっていこうと思う。