2024年はどんな年になるだろうか
会社経営に影響を及ぼすこともあるので、しっかりとチェックしていきたい。
まずは、世の中の動きについて確認する。
まずは国内外編。
<国内外の動き>
・7月前半:新紙幣開始(1万円札:渋沢栄一、5千円札:津田梅子、千円札:北里柴三郎)
・7月後半:夏季オリンピック(フランス、パリ)
・11月5日:アメリカ合衆国大統領選挙
続いて、会社経営に係る動きについてみていく。
<会社経営に係る動き>
・1月1日:電子取引データの電子保存の本格義務化
・1月1日:暦年課税、相続時精算課税制度の見直し
・4月1日:残業規制開始(建設業、自動車運転業務、医師の残業規制開催)
・10月1日:社会保障の適用拡大
以上のことから、私なりの考察を述べる。
まずは、国内外の動き。
やはり何といっても、新紙幣の導入。
紙幣を使う様々な機械を変更しなければいけない。
例えば駅の切符売り場、駐車場の自動支払機など。
そういった意味で経済効果があるかもしれない。
蛇足だが3人に共通することは、大学を設立している。
津田と北里はその名の通りだが、渋沢栄一も設立している。
ちなみに、商法講習所(現在の一橋大学)、大倉商業学校(現在の東京経済大学)の2つ。
アメリカ大統領選挙が11月に行われることも見逃せない。
一昔前まで、アメリカは世界を牛耳っていた。
現在は多少立場が弱まったとはいえ、アメリカはアメリカ。
大統領によっては、世界の政治、経済が激変する可能性がある。
次に、会社経営に係る動きについて述べる。
まずは、電子取引データの保存の義務化、相続税に関する見直し。
これらは、1月1日から始まっている。
しっかりと対策を取っていきたい。
最後に、主に建設業、自動車運転業の残業規制が開始される。
宅配便が時間通りに届かないことも考えられる。
ネット通販では、ボタン一つで物が買え、すぐに届く便利さが売り。
運転手の過酷な労働環境の下で成り立っていた。
建設業界、医療界も同じように過酷な労働条件だったことが容易に想像される。
より働きやすい環境を整えることも非常に大切なことだ。
ここで、私が副業で働く福祉施設のボスの名言(迷言)が思い出される。
『副業する暇があったら、もっと残業して時間外手当をもらえばいいじゃないか。こんなに時間外手当を出すところ(法人)はないぞ。』
残業を推奨するトップ(経営者)がまだ存在していることに驚愕。
いずれ、淘汰されるであろう。
今回は自動車運転業、建設業、医療界の改革。
今後、その他の様々な業種にも及ぶであろう。
さて、2024年がどんな年になるか、今後も世の中の動きにはアンテナを高くしていこうと思う。