今年も残りわずかとなった。
我が施設でも忘年会が開催される。
ただ、私自身の参加は今年に関してはキャンセル。
それは、Ⅰ型糖尿病を発症して間もないため。
しかも、開催時間が午後8時からのスタート。
この時間まで我慢して夕食を摂らないと、その後、血糖値が爆上がりしてしまう。
時間帯が遅いこともあって、全職員30人中、参加人数は8人。そのうち1人は当日キャンセル。
翌朝、勤務して早々、その忘年会に参加した若手男性職員が私の元に駆け寄る。
職員:「@@さん(私)、聞いてください。また、施設長が驚きの発言をしました。」
私:「また、爆弾発言をしたの」
職員:「副業してはいけないかを聞いたんです。すると、『副業する暇があったら、この施設でもっと残業して、残業手当をもらえばいいじゃないか。こんなに残業手当を出すところ(施設)はないぞ。』っていうんです。もう、呆れてしまいました。」
私:「だって、副業する目的がちがうのにね。」
職員:「それに、この施設でやることはたくさんあるって言うんです。例えば、施設内を掃除したり、植木の剪定、草刈りなどたくさんあるじゃないかって。」
私:「開いた口がふさがらないね。」
職員:「だから副業の話はもう止めました。次にビックリしたことがあります。」
私:「まだあるの?」
職員:「4月に大イベントをやる際に、焼きそばの屋台を出そうと思っています。しかし、コロナ禍で数年間使っていなかった鉄板がもの凄くさびてしまい、どうしようもありません。レンタルで借りることを提案すると、『(レンタルは)もったいない。(鉄板を)グラインダーで削ればいいじゃない。多少錆びていても、鉄分として栄養になるよ』ですって。」
私:「・・・」
もはや、本当に開いた口が塞がらない。
自分がもし、この忘年会に参加してても、たぶん施設長とは話をしないだろう。
もし話をすると、気まずく、嫌な雰囲気になること間違いなし。
その思いは、他の多くの職員も同じだろう。
だから、不参加の人が多かったのだろうと推測する。
80才を前にした我が施設の施設長(実質上の法人トップ)の言動には、前々から疑問に思うことが多い。
今回の発言もすぐに施設内に伝わることだろう。
最近、SNSで老害について解説しているものを観た。
1つでも当てはまっている人は気を付けて欲しいと言っていた。
厳しい言い方だが、我が施設長は10個全てに当てはまっているように感じる。
まあ、今さら、彼に考えを改めさせることは不可能。
私にできることは、せめて若手職員のはけ口になったり、ちょっとアドバイス(助言)をしたりすることだけ。
そして、施設長の言動や行動を『最高の反面教師』としていきたい。