我が社のメインバンクの地元地銀での話。
私が都合が悪く、妻だけで銀行に行く。
その時の妻と担当者での話が面白かったのでお伝えする。
4月の異動で今回の担当者となる。
その担当者は今までの人とは異質。
前任の支店では不動産案件を多く扱ってきたとのこと。
また、よく話をしてくれる人。
当初の相談は、抵当権・根抵当権についての質問だった。
ところが、約1時間、色々な話をしたとのこと。
以下に今回のメインテーマを会話形式でお伝えする。
妻:「もし、子どもの学費が終わった後、今の自宅を売却か賃貸に出すかして、新たに住宅ローンを組むことって可能ですか」
担当:「@@さん(我々)の場合は、大丈夫です。ただし、期間が短くなり、全額出ないかもしれませんが
。」
妻:「本当ですか。」
担当:「その歳(55才前後)では、サラリーマンは厳しいです。個人事業主の場合は、一般的な会社経営者よりも、@@さん(我々)のような、不動産賃貸業者は収入が安定しているから大丈夫です
。」
妻:「そう言っていただき、とても嬉しいです。もし、住宅ローンを借りる場合、ぜひ、よろしくお願いします。」
上記の話を妻から聞いて、私もすごくうれしい気持ちになった。
担当者の話を銀行目線で、3者を分析する。
<サラリーマンの場合>
〇 退職金は当てになる。
✕ あと10年前後で退職。
✕ 退職後の収入は当てにならない。
✕ 病気やケガで仕事ができなくなる可能性がある。
<個人会社経営者>
〇 退職する年齢がない。
〇 経営している限り、収入がある。
✕ 社会情勢等で倒産する可能性あり。
✕ 病気やケガで仕事ができなくなる可能性がある。
<不動産賃貸経営者>
〇 退職する年齢がない。
〇 賃貸経営をしている限り、収入がある。
〇 病気やケガをしても賃料収入は入ってくる。
✕ 自然災害、人災によって建物が倒壊する可能性あり。
上記から金融機関としては、不動産賃貸経営者は他の2者よりも融資しやすいのだろう。
まさか、この年齢(50才)以上になっても、住宅ローンが借りられるとは思っていなかった。
しかも、多少のリップサービスがあったとはいえ、『大丈夫です』との言葉は嬉しい限り。
まあ、住宅ローンを借りるかどうかは、成り行き次第。
新たな可能性が広がったことは間違いない。
最後に1つ言えることがある。
最強選手は、サラリーマンをする傍ら、会社経営と不動産賃貸業をしている人。
さて、このような人はどれだけいるだろうか