実は今年度に入って、妻とは私自身の副業の福祉施設での働き方について話し合っていた。
それは、現在のシフト制から週休3日制の固定にしてもらいたいこと。
50才を過ぎたからかもしれないが、福祉施設の仕事がしんどく感じる時がある。
特に、公休日に本業の仕事(不動産賃貸経営)をした翌日の仕事はキツイ。
今年に入って、公休日のほとんどは大なり小なり本業の仕事が入る。
現在、私の勤務体系は正規職員と一緒。
ただし、正規職員とは異なり、夜勤なし、日勤(8:30~17:00)のみ。
正規職員は、基本的に月の公休日が9日。(ただし1月、8月、12月は10日、4月は8日)
年間110日の公休日となっている。
この日数は、暦の週休日、祝日の数よりも少ない。
話が変わって、私は副業で働く社会福祉法人に、『2以上事業所勤務届』を提出している。
自身の会社(法人)から受け取る役員報酬、そして、社会福祉法人から受け取る給与の2つを申請している。
当然、我が施設の施設長は、そのことを把握している。
なぜなら、社会福祉法人の実質的トップだから。
先日、施設長に話に行く。
私:「少し早いですが、来年度の相談があります。」
(施設長の顔が強張る)
私:「現在のシフト制から、週4日勤務の固定制にしていただきたいと思います。自社の仕事も多くなり、体がキツくなりました。」
(施設長の顔がほころぶ)
施設長:「ここ(施設)にいてくれると言ってもらえるだけでありがたいです。@@さん(私)には、マイクロバスを運転してもらっているしね。」
私:「ありがとうございます。具体的な勤務体系は今後、相談させてください。」
約3分の立ち話での会話で終了。
まずは、私の考えを受け入れてくれたことにホッとする。
私が「相談があります。」と言った後の施設長の顔つき。
彼の頭の中には、『退職(辞める)』がよぎったことが容易に想像できる。
ただ、すぐに頭にくる。
施設長の言葉で、『@@さん(私)には、マイクロバスを運転してもらっているしね。』
ただのマイクロバス運転要員
職員会議における施設長の発言にいつも『カチンと頭にくる』癖がここでも発動。
家に帰って、妻にこのことを話す。
妻:「でも、週4日勤務を認めてくれてよかったじゃない。」
私:「まあね」
確かに、私の主張を認めてもらったことに感謝しなければいけない。
一応、今の考えは、以下の通り。
<来年度の勤務体系>
・水・木・土曜日の3日間が公休日。
・祝日は基本的に勤務。ただし、ゴールデンウイーク、年末年始については要相談。
考えてみれば、自分の考えを通すことができることは、大変ありがたい。
ただし、相手(管理者)からの視点では、どうしても辞められたら困るという事情がある。
まあ、お互いに、ウィンウィン(持ちつ持たれつ)の関係と言えるだろう。
それにしても、どうしても、施設長の言葉にカチンと反応してしまう自分がいる。(人間ができていない
)