今年1月に購入したマンションの住人が引き渡しを受けた直後に逮捕・起訴される。
その後の経緯については、シリーズNo1〜12を参照していただきたい。
今回は、部屋に動きが見られたので報告する。
前回を簡単に振り返ると、被告(入居者)の親族から連絡があり、本人が判決(明渡し)に同意。そのため、親族が室内に入るために鍵を貸してほしいとの連絡が入る。
代理人の弁護士が、本人からの委任状を確認した上で、鍵を親族に渡す。
弁護士の先生から、『何か動きがあったら証拠写真を撮っておいてほしい』との要請を受ける。
それから、ほぼ毎日行っているジョギングコースをマンション経由に変更する。
鍵を渡してから数日間、全く動きがない。
しかし、今朝のジョギングで南側カーテンが閉まっていることが確認できた。
これまでは、半開き状態だったカーテン。
<数日前の出窓の様子>
それが、今朝の段階で、完全に閉じていることが判明。
<今朝の出窓の様子>
すぐに、ポストを確認する。
すると、数日前までは一杯でこれ以上入れられたら、はみ出すのではないかと心配していた。
<数日前のポストの様子>
それが、中身が全くなくなっていることが分かる。
<今朝のポストの様子>
すぐに、階段を駆け上がり、玄関前にいく。
今までは、玄関ポストに『県民共済』のチラシが入っていた。

<数日前の玄関の様子>
それが、チラシが無くなっていることが判明する


<今朝の玄関の様子>
明らかに、親族が室内に入り、ポストの中を整理したことが分かる

以前、代理人の弁護士がこんなことを言っていた。
弁護士:「以前、私が担当した建物明渡し訴訟で、『ルビーの指輪事件』がありました。それは、強制執行後に被告が、ルビーの指輪は?と因縁を付けてきました


弁護士によると、被告(入居者)から恨みを持たれる人は、以下の3人。
・執行官
・弁護士
・物件オーナー
場合によっては、荷物の運び出しをする運送業者も


もし、今回強制執行する場合、執行官はリスクを分散するため、多くの運送業者の人員を確保するとのこと。(その費用はオーナーが支払う

強制執行は、誰にとってもうれしいことではない

まだまだ、油断できないが今回、親族が中に入ったことが確認できたことは1歩前進

早速、室内に動きがあったことを写真と共に弁護士の先生に送りたいと思う
