初めての物件売却に動いている。
これまでの経緯については、シリーズNo1~5を参照していただきたい。
さて今日は仲介業者の店舗に行き、会社、個人(自分)の署名、捺印を行う。
また、担当者から細かい話があると事前に言われる。
約束の9時30分ちょうどに店舗に到着。
店舗前では、スタッフさんが上り旗を立てたり、掃除をしたりして開店準備をしている。
早速、応接間に通され、担当者と話をする。
担当:「まずは、建物状況調査の確認をしてもらいたいと思います。該当する欄に〇をつけてください。」
<建物等の状況確認書の概要>
・境界確定の有無
・石綿(アスベスト)の有無
・白アリ、雨漏りの有無
・インスペクションの有無
・ガス、電気、水道(インフラ)の確認
上記はほんの一例。
これらのことをについて、1つ1つ丁寧にチェックしながら、丸印を書き入れていく。
このことが細かい話だった。
約15分で終了する。
その後、重要事項説明書3冊、売買契約書2冊、建物等状況確認書1冊、手付金(百万円)受領書1枚の計7つに署名捺印していく。
大変なことは、この土地、建物には会社、個人(私と妻)の3者が関わっている。
建物(アパート)・・・会社(法人)
土地(3/5) ・・・私
土地(2/5) ・・・妻
本日、妻は都合が合わずに欠席。
そのため、これらの書類を持ちかえって、後日届ける段取り。
まず、個人(私)の住所と名前を1つ1つ書いていく。
頭は使わないが、時間と労力を要する。
会社関係はゴム印があるため、スイスイと進む。
かなりの時間を有して、署名捺印を終える。
その後、担当者との打合せを行う。
私:「相手の司法書士の先生はどなたですか?」
担当:「登記簿の変更手続きをしなければいけませんからね。聞いておきます。費用としては2万円前後と考えておいてください。」
私:「融資をしてくれる金融機関はどこですか?」
担当:「@@銀行◇◇支店になります。最初検討していた✕✕信用金庫ではありません。」
私:「分かりました。」
担当:「買主さんは今月中に引き渡し・決済を行いたいと考えていますが、銀行の方の都合もありますからね。分かり次第、お伝えします。」
私:「インボイス制度も始まりますから。個人としては今月中に決済したいと思います。」
担当:「決済当日は、金額を会社(建物)、個人(私3/5,妻2/5)と3つに分けて振り込みます。しかし、手付金の百万円は1つの口座に振り込みたいと思いますがよろしいでしょうか?」
私:「承知しました。会社の通帳をお伝えします。」
担当:「では、この書類を一旦持ちかえっていただき、奥様に署名捺印をして、◇◇日の11時にお越しください。」
私:「分かりました。買主さんの署名捺印が終わったら、コピー(重説・契約書)を夕方いただきにあがります。抵当権抹消手続きをしてもらうために、翌日信用金庫に届けたいと考えています。」
担当:「承知しました。では、よろしくお願いします。」
店舗を出たのは、10時20分。
約50分滞在したことになる。
この担当者は年配で温厚な人柄。
彼とは10年前からの付き合い。
飾らない人柄で私は親近感が持てる。
しかし、妻は、「もうちょっと、気が利くといいけど。」とのこと。
何はともあれ、いよいよ契約が直前に迫る。
何事も初めての経験である。
今後の展開に乞うご期待。