人を知る前に、自分を知った方がいいと思う出来事があった。
それは、副業で働く福祉施設での話。
施設で働く正規職員には、数人の利用者の担当を持つ。
学校で言うところの学級担任である。
我が施設では多い人(担当者)で、5人/人を持つ。
担当者である職員は、年度初めに『個別支援計画』を作成する。
主な内容は、ざっと以下の通り。
・長期目標(数年単位)
・短期目標(1年単位)
・利用者の思いや願い。
・保護者の考え。
・利用者の現状把握。
・具体的な支援内容。
以上の計画を基に、中間評価、最終評価、そして、次年度に繋げていく。
先日、施設では計画書を作るうえでの研修会が開かれた。
私も3年間、正規職員として勤務していたので作成した経験がある。
その会議を通して、あることを思った。
それは、自分のことも理解できていない人間(職員)が、利用者(障害者)のことを理解できないし、支援できない。
まずは、自分のことをしっかりと理解する必要があるのではないだろうか
自分を理解するためのツールとして、無料診断があることを知る。
今回、2つの診断を行った。
まずは、『エニアグラム』を実施。
すると、タイプ3『達成者』、タイプ8『統率者』の2つの数値(8ポイント)が高い。
次いで、タイプ6『堅実家』(6ポイント)。
早速、一番高かった8ポイントの『達成者』から見ていく。
恥ずかしながら、<性格特徴>(キーワード><長所><短所>の全てが納得できる。
特に、「見栄っ張り」「他人の評価を気にする」は、まさにその通り。
また、「自尊心」が高いためか、その自尊心を傷つけるような発言や態度には、「カチン」と頭にくる自分がいることが最近になって分かる。
続いて、同じ8ポイントの『統率者』を見ていく。
「他人のミスを許容できない」は、まさに当てはまっている。
ただ、「有言実行」「挑戦する人」「戦い」「権力」も納得できる。
最後に、6ポイントだった『堅実家』を見てみる。
このタイプは、半分当てはまり、半分は違う
と思う。
「安全を求め、慎重に行動する」は良く当てはまっている。
次に、無料診断『内向型・外向型』を実施。
すると、私の性格は、何と『内向性』(60%)であった。
そして、タイプとしては、『管理者』と出てきた。
少し詳しく見てみる。
〇内向型 ✕外向型
〇観察型 ✕直感型
〇思考型 ✕感情型
〇計画型 ✕探索型
〇自己主張型 ✕激動型
上記の『〇』はどれも納得できる。
しかも、パーセントの数値で表されてリアルだ。
今回、2つの無料診断を行ったが、『無料』だと侮ることはできない。
自分のことを冷静に分析できたと思う。
早速、この2つの自己診断を家族にも教えたい。