自身が所有するマンションの入居者が昨年末に詐欺罪(無銭飲食)で逮捕。
地元警察署の取り調べ中に暴れて、器物損壊罪も加わり即再逮捕、起訴される。
本人は冤罪を主張。
6月末に第一審の判決が出て、懲役@年の実刑判決。
7月に入り、滞納月が3ヶ月を過ぎる。(正確には4ヶ月)
そのため、管理会社の顧問弁護士の先生にお願いし、明け渡し訴訟に向けて動き出す。
あと数日で、『滞納分の賃料の締め切り』が迫る。
締め切りが過ぎた時点で、『賃貸借契約の解除』と通知する。
すなわち、我々は裁判(明け渡し訴訟)を起こす。
さて、そんな最中、室内に動きがあった。
私はほぼ毎日、入居者の室内を外から観察している。(ストーカー)
実は、以前に窓のカーテンの位置が変わっていることに気づく。
そのことを弁護士の先生に話すと、
弁護士:「もし、同じように動きがあったら、写真に収めてください。」
私:「分かりました。」
弁護士:「一番理解できるのはご親族が換気を行っている場合です。しかし、この方(入居者)は、普通ではありません。もし、同業者が入り込んでいるなどしたらやっかいです。」
私:「そうですよね。今後動きがありましたら写真を撮っておきます。」
上記のような会話をしたので、すぐに写真に収める。
上の写真が、7月上旬に撮影したもの。
下の写真が7月中旬に撮影したもの。
明らかに、カーテンの位置が変わっている。
それに加えて、向かって右側にあった荷物がなくなってる。
その日の午前、管理会社に上記の写真を添付して弁護士に連絡してもらう。
ここで私なりに誰が入ったのか想像する。
すると、以下に示す3通りが思いつく。
① 換気等のため、親族が入る。
⇒この考えは可能性が低い。
以前、我々に宛てた手紙に、『家族から縁を切られた』と書かれている。
郵便ポストの中身もそのままになっている。
もし、親族だったら、郵便等を室内に持っていくと思う。
② 友人、知人、同業者が入る。
⇒一応、賃貸借契約は今現在も継続している。
本人が同意して入っているならば、我々(大家)がとやかく言うことはできない。
この可能性が高い。
③ 悪意(知らない)の第三者が入る。
⇒もしこれが本当ならば、大問題。
可能性は低いが、我々(大家)が通報することはできない
。
いずれにしろ、近日中に『明け渡し訴訟』が控えている。
今回の室内の動きがあることについて、我々があれこれと考えても仕方がない。
弁護士の先生に相談しているので、そちらにお任せしよう。
我々としても人生初めてのケース。
ちょっとしたことにもナイーブになっていることは確か。
今後の展開に乞うご期待。