今から1ヶ月前、自宅に静岡地方法務局から書類が届く。
法務局や税務署からの書類は、一瞬、『ドキッ』とするのは私だけだろうか
内容は、我々が所有する建物の地域に、新たに『登記所備付地図の作成』をするとのこと。
地図作成に向けて、実測を行うためのの立ち会いを求められる。
ちょうどその日は、副業の福祉施設の公休。
今回は、電車を使って現地に向かう。
約束の時間20分前だったが、すでに委託を受けた土地家屋士協会のスタッフ5人が待ち構えている。
私:「初めまして、@@と申します。皆さんが約束の時間より早くていて驚きました。本日はよろしくお願いします。」
担当:「時間は全く問題ありません。こちらこそ、よろしくお願い致します。」
一通り、説明を受けた後、早速作業に取り掛かる。
担当:「平成23年、今から12年前に既に実測されています。その資料を基にして進めていきます。」
私:「私は6年前にここを購入したので、前の所有者さんが行ったようですね。」
我々の土地に関係する境界の金属版は2ヶ所ある。
その金属版を基準にして測っていく。
直接目視できないが、地面の下に水路があるとのこと。
その場所を確定する。
まだ、お隣さんの立ち会いが終わっていないため、白色の線と赤色の点は仮の印との説明を受ける。
上の写真は実際の立ち会い作業の様子。(許可を得て撮影しました)
目立つオレンジ色の作業着。
立会い作業は、約20分で終了する。
最後に、確認のサインをする。
その時、リーダー格の担当者からある提案をされる
担当:「この土地ですが、3筆になっていますが、〇〇ー1と、〇〇ー2を合筆(ごうひつ)することができますが、いかがでしょうか?」
私:「(合筆に)お金がかからなければお願いしたいです。」
担当:「費用はかかりません。合筆の結果をお知らせする通知は、今年の11月か12月頃になってしまいますが宜しいでしょうか?」
私:「構いません。よろしくお願いします。」
よく、分筆(ぶんぴつ)の話は聞くが、合筆(ごうひつ、がっぴつ)はあまり聞いたことがない。
まあ、仮に売買になったとしても問題ないようなので合筆するようにお願いする。
ネット調べによると、普通に合筆する時にかかる費用は、
・土地家屋調査士への報酬
・登録免除税
・諸経費
以上の3つを合わせると、約5万円が相場だそうだ。
合筆をすることで、〇〇-2を〇〇-1に併せることになる。
今回、生まれて初めて、立ち合いに参加させていただいた。
中々、興味深いものであった。
良い人生経験をさせてもらって、感謝。