長女は現在、大学4年生。
来春には大学を卒業。
卒業後は公務員事務職を志望。
大学では理系の学部だが専門職ではなく、事務職を希望。
そのために、大学での学びとと共に、3年次から公務員試験勉強にも力を入れてきた。
早速、本年度に入ってから、2つの自治体(行政)の受験を終える。
一番最初は、地方の政令指定都市。
そして、翌週は東京都内。
もし、都内の試験に合格すれば、次に面接が行われる。
その面接では、最初に『3分間スピーチ』というプレゼンがある。
その『3分間スピーチ』の内容を長女、私、妻の3者で考える。
事前に長女が綿密に原案を書いている。
スピーチの構成は以下の通り。
① 挑戦したい仕事
② 活かせる特徴
③ 志望動機
長女の原案では、② はしっかりと書かれている。
大学では管弦楽団(オーケストラ)に所属し、コンミス(コンサートミストレス)を経験している。
その経験をもとに書かれているため、3者が納得する。
問題は①と③。
どうも、話が抽象的なものになっている。
そこで、3者で昼食をはさんで、議論しては文章に起こす作業を繰り返す。
午前10時過ぎから始めて正午までは、①の内容を長女と妻で話し合う。
その間、私は隣で③の原案の手直しをする。
昼食後の12時30分からは、①の内容を3人で確認し、文章にする。
全ての作業を終えたのが14時過ぎ。
たった3分間のスピーチだが、正味3時間30分を費やす。
それだけ時間がかかったのには、理由がある。
面接では、このスピーチを基にして個人面接(3対1形式)が30分行われる。
スピーチの内容を深堀されるとのこと。
だから、面接官から聞かれることの想定問答を考えておかなければいけない。
それだけに、しっかりと話の内容を吟味しなければいけない。
手前味噌だが、長女の長所は、以下の2つ。
① コツコツと努力することができること。
② 他者とのコミュニケーションが上手いこと。
まだ、1次試験の合格が決まっていない現在だが、次の2次試験の対策をしている長女には頭が下がる。
自慢ではないが、大学の成績も上位をキープしている。(自慢している
)
この成績だと、大学院への進学も十分に可能。
しかし、自分の夢に向かって、3年から懸命に努力している。
ぜひ、長女には第1希望の自治体に合格することを切に祈る。
それにしても、たった3分間のスピーチのことだが、久々に頭を使い、クタクタになってしまった自分がいる。