携帯電話に登録されていない固定電話からの着信がある。
ちょうど副業の福祉施設の勤務中。
着信があったことはすぐに分かったが電話に出ることができない。
そこで、昼休みにかけ直す。
私:「もしもし」
相手:「初めてまして、〇〇銀行の@@と申します。この度は、前任の△△の転勤に伴い、私が担当となりました。」
私:「失礼ですが、もう一度、名前を教えてください。」
相手:「@@と申します。」
私:「@@さん、今後ともよろしくお願いいたします。」
相手:「まずは、お電話でのご挨拶で失礼しました。また、改めてご挨拶に上がりたいと思います。」
私:「こちらこそ、宜しくお願い致します。」
相手の@@さんは早口だったので1度で名前を聞き取れなかった。
それに、前任の△△さんと同様、若者の声だった。
振り返ってみると、これまで担当者は7年間で5人目となる。
3人目からは、明らかに新人職員。
特に3人目は中途退職してしまった。
ただ、この退職した職員以外は、転勤や配置換えが決まったら3月の段階で連絡をいただいた。
今回は新任の職員からの事後報告。
これは初めてのケース。
話が変わるが、今年に入って購入したマンションの融資先の地元信用金庫。
この信金の担当者もこの支店が長かったため、3月中旬に以下のような会話をする。
担当:「私もこの支店勤務が長くなりました。もしかしたら、転勤が考えらえます。その場合はすぐに連絡いたします。もし、連絡がなかった場合は転勤がなかったと思ってください。」
私:「連絡がないことを祈っています。」
この信金の担当者からは連絡がない。
っていうことは、転勤がなかったと判断。
この信金には今年度、次女の教育ローンを借りることになっている。
この担当者は、我々個人のこと、会社のことをよく知っている。
そのため、転勤になってしまうと、我々にとっては嫌なこと。
金融機関の転勤は、年度末の直前にならないと分からないと聞いたことがある。
恐らく、地銀の前担当者も年度末のギリギリでの発令だったのだろう。
異動のための雑務に追われて、我々まで手が回らなかったと想像する。
逆に言うと、我々の存在は、『その程度』なのだろうと勘ぐってしまう。
確かに振り返ってみると、新人職員になった3人目からは融資が下りていない。(打ち止めか
)
ここ数年は、言い方は悪いが、個人の確定申告書と法人の決算書を提出するだけの人だ。
ボヤキや愚痴を言うのはこれまで。
最初の2人の担当者には、優遇した条件で莫大な融資を頑張っていただいた。
この銀行には感謝の気持ちでいっぱい。
ただ、今後はこれ以上の不動産に関する融資は不可能といことだけは確かなことだと割り切る。